東京六大学ソフトテニス連盟

東京六大学ソフトテニス連盟

東京六大学ソフトテニス連盟は、東京の6つの大学が参加するソフトテニスの団体で、その本部は東京都に位置しています。この連盟は、大学間のソフトテニス部および軟式庭球部が加盟しており、選手たちの競技シーンを支えています。

概要

連盟は1951年に慶應義塾大学が各大学に呼びかける形で設立の準備が進められ、1952年6月5日に「東京六大学軟式庭球連盟」として正式に発足しました。その設立以前は、慶應義塾大学、早稲田大学、東京大学の三校による対抗戦や、明治大学、法政大学、立教大学間で別々に行われていた試合が存在しましたが、この連盟の創立により、すべての大学が参加するリーグ戦に統一され、年2回のリーグ戦が開催されることになりました。

女子のリーグ戦も1956年から開始されており、男子だけでなく女子も早い段階から参加できる競技の場が整えられました。1978年からは、春季リーグ戦に合わせて「東京六大学ソフトテニス選手権大会」も始まり、リーグ戦と選手権大会はそれぞれの歴史を重ねてきました。2010年春季をもって、リーグ戦は第117回、選手権大会は第33回を迎え、長年の伝統と魅力を引き継いでいます。

また、関西六大学リーグとの交流も行われており、王座決定戦や選抜対抗戦などのイベントを通じて、東西の大学間での競技交流が進められています。これにより、全国の大学ソフトテニス界全体の活性化が期待されています。

加盟大学

東京六大学ソフトテニス連盟には以下の6校が加盟しています（五十音順）:

• - 慶應義塾体育会ソフトテニス部
• - 東京大学運動会軟式庭球部
• - 法政大学体育会ソフトテニス部
• - 明治大学体育会ソフトテニス部
• - 立教大学体育会ソフトテニス部
• - 早稲田大学軟式庭球部

年表

東京六大学ソフトテニス連盟の歴史は長く、以下のような重要な出来事がありました:

• - 1952年: 東京六大学軟式庭球連盟が結成され、第1回大会が日吉にて開催。
• - 1952年: 第2回大会から日比谷公園コートをホームコートに設定。
• - 1954年: 東西六大学の王座決定戦及び選抜対抗戦が開始される。
• - 1956年: 女子リーグ戦が始まり、盛り上がりを見せる。
• - 1978年: 春季リーグ戦にあわせて六大学選手権大会が創設される。
• - 1992年: 女子の東西六大学王座決定戦が導入される。
• - 1994年: 女子向けの東西六大学選抜対抗戦が始まる。
• - 2001年: 秋季リーグ戦で節目の第100回を迎える。

日本における大学ソフトテニスの発展に寄与し、競技者や観客の期待に応え続ける東京六大学ソフトテニス連盟は、今後もますます発展することでしょう。

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