東京吹奏楽団

東京吹奏楽団（東吹）

東京吹奏楽団（とうきょうすいそうがくだん、Tokyo Wind Symphony Orchestra）は、日本のプロフェッショナル吹奏楽団であり、「東吹（とうすい）」の愛称で広く知られています。

特徴

定期演奏会をはじめ、特別演奏会、放送、録音、学校における音楽鑑賞教室など、多岐にわたる演奏活動を展開しています。また、日本人作曲家への吹奏楽作品の作曲委嘱を積極的に行い、定期演奏会で初演するなど、新たな音楽創造にも力を注いでいます。

歴史

1963年、東京芸術大学教授の山本正人氏、河合楽器製作所音楽教室委託職員の澤野立次郎氏をはじめとする管・打楽器奏者たちが集まり創立されました。結成当初からプロの吹奏楽団として活動を開始したのは、日本で初めてのことでした。

1963年11月5日：第1回定期演奏会を開催。
1993年：第3回日本吹奏楽アカデミー賞（演奏部門）を受賞。
2000年11月17日：第52回定期演奏会にて、アメリカの作曲家エリック・ウィテカー氏を招き、自作自演による2曲を日本初演。
2008年11月28日：第55回定期演奏会にて、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団首席トロンボーン奏者のオラフ・オット氏をソリストに招聘。

指揮者

山本正人：桂冠名誉指揮者
汐澤安彦：1983年から常任指揮者、2008年からは名誉指揮者
* 佐々木新平：2024年11月から正指揮者

過去には、外山雄三氏、山田一雄氏、朝比奈隆氏など、多くの著名な指揮者が客演しています。


東京吹奏楽団は、日本の吹奏楽界を代表する楽団として、長年にわたり質の高い音楽を提供し続けています。その活動は、吹奏楽ファンのみならず、広く音楽を愛する人々から支持されています。今後の活躍も大いに期待される楽団です。


公式ウェブサイト

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