東京都立青梅総合高等学校

東京都立青梅総合高等学校

東京都立青梅総合高等学校（とうきょうとりつ おうめそうごうこうとうがっこう）は、東京都青梅市勝沼一丁目に位置する都立高等学校です。通称は「青総（あおそう）」として親しまれています。

概要

青梅総合高校は、2006年に都立農林高校と都立青梅東高校が統合して誕生しました。都立高校の中でも最大の広さを誇る校地は、東京ドーム14個分に相当し、国際基督教大学よりも広大です。広大な敷地と豊かな自然環境を最大限に活用し、生徒たちは将来を見据えた多様な学習や体験活動に取り組むことができます。

特色

総合学科

総合学科である本校では、生徒一人ひとりの興味や進路希望に応じた柔軟な学習が可能です。必修科目、必修選択科目、系列選択科目、自由選択科目を組み合わせ、生徒自身が時間割をデザインします。系列は文科･理科系列、国際･文化系列、生命･環境系列、食品･生活系列、人間･健康系列があります。

キャリア教育

「自分でつくる、自分の未来。」をキャッチフレーズに、キャリア教育を重視しています。生徒たちは、自ら考え、判断し、行動する力を身につけ、将来の夢や目標に向かって主体的に進んでいくことができます。

充実した施設・設備

広大な敷地内には、校舎、グラウンド、体育館、武道場、プール、講堂などの基本的な施設に加え、農場、水田、茶畑、果樹園など、農林高校時代からの特色ある施設が充実しています。食品科学室、製菓室、製パン室、CAD室、フラワーデザイン実習室、測量実習室、バイオテクノロジー実験室、日本文化実習室、和室付実習室、介護福祉室、トレーニング室など、専門的な学習に対応した設備も整っています。また、演習林を6ヶ所、セミナーハウスを1つ保有しています。

国際交流

国際交流にも力を入れており、ドイツのカントギムナジウムや韓国の釜山外国語大学校と姉妹校提携を結んでいます。グアムへの修学旅行では、現地校との交流を通して国際感覚を磨きます。

教育目標

本校は、「自主」「創造」「探求」「開拓」「貢献」を校訓に掲げ、以下の目標を達成することを目指しています。

自主…自ら学び考え行動する人間を育てる
創造…個性と創造力豊かな人間を育てる
探究…自己の在り方生き方を探究する人間を育てる
開拓…自らの人生と未来社会を開拓する人間を育てる
貢献…社会や地域に貢献する人間を育てる

主な行事

5月：フレッシュマンキャンプ（1年次のみ）
6月：体育祭、合唱祭
9月：青総祭（文化祭）
1月：修学旅行（2年次、グアム）
2月：マラソン大会

部活動

運動部、文化部ともに活発な活動を展開しています。

運動部：カヌー部、硬式テニス部、バスケットボール部、女子バレーボール部、陸上競技部、野球部、サッカー部、女子ソフトボール部、ソフトテニス部、バドミントン部、卓球部、ダンス部、剣道部

沿革

2006年 - 東京都立青梅総合高等学校として開校
2010年 - ドイツ・カントギムナジウムと姉妹校提携
2019年 - 大韓民国・釜山外国語大学校と国際交流協定

アクセス

JR青梅線「青梅駅」よりバス

青梅総合高校は、生徒一人ひとりが未来を切り開く力を育む、魅力あふれる学校です。

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