東京都道127号秋津停車場線

東京都道127号秋津停車場線は、西武池袋線秋津駅南口を起点とし、秋津一丁目交差点（東京都道40号さいたま東村山線・志木街道）を終点とする、全長672メートルの一般都道です。この道路は、東京都東村山市内を通過しますが、起点は清瀬市との境界に位置します。

道路の特徴

この道路の最大の特徴は、そのほとんどが狭隘であるという点です。自動車が通行するには非常に不便で、実用的な道路とは言い難い状況です。道路上の信号機は、終点の秋津一丁目交差点に設置されている1箇所のみです。

秋津駅から約200メートルの区間は商店街となっており、西武池袋線秋津駅とJR武蔵野線新秋津駅間の乗り換えに利用されるため、朝夕のラッシュ時には非常に多くの歩行者で混雑します。この区間は、この道路の中では比較的道幅が広い部分ではありますが、それでも狭隘であり、歩行者の交通量に対して道路の容量が不足している状況です。

新秋津駅前約120メートルの地点で、道路は南へ折れ曲がります。そこから終点の秋津一丁目交差点までの約470メートルの区間は、秋津駅が開業する以前に作られた道路であり、普通自動車同士のすれ違いが困難なほど狭いです。この区間は幅員制限1.7メートル、制限速度20キロメートル/時、3トン以上の積載量の貨物自動車は通行禁止となっています。この区間の交通量は、歩行者・自動車ともに少ないです。

道路標識と表示

特筆すべき点として、この道路には都道標識が設置されておらず、周辺道路の案内標識でもこの道路は案内されていません。さらに、Googleマップなどの地図サービスでも、都道として表示されないこともあります。

起点と終点

起点: 交差点名称無し（秋津駅南口）
終点: 秋津一丁目交差点（東京都道40号さいたま東村山線交点）

通過する自治体

東京都
東村山市

交差する道路

秋津一丁目交差点 - 志木街道（東京都道40号東京所沢線）

主な施設

秋津駅

その他

この道路は、都道でありながら、その存在があまり知られていない、非常に特異な道路と言えるでしょう。歩行者にとっては、秋津駅と新秋津駅を結ぶ重要な経路ですが、その道幅の狭さから、安全性と利便性の向上が課題となっています。

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