東京都道145号立川国分寺線

東京都道145号立川国分寺線について

東京都道145号立川国分寺線は、立川市と国分寺市を結ぶ、全長約6.2kmの主要地方道です。この道路は、地域住民の生活を支える重要な役割を担っています。

概要

この道路は、立川市錦町1丁目の交差点を起点とし、国分寺市本多5丁目の交差点を終点としています。道路の総面積は約64,884平方メートルです。通称として、以下のような名前で呼ばれています。

富士見通り（一部区間）
旭通り
多喜窪通り
たまらん坂（多摩蘭坂）
国分寺街道（都道133号との重複区間）

道路の大部分は2車線で、大型車同士がすれ違う際には減速が必要な箇所もあります。しかし、沿線には住宅地だけでなく、駅前の商店街も含まれており、生活に密着した道路であることがわかります。また、病院や学校などの公共施設も多く、地域住民にとってなくてはならない存在です。

ルートの特徴

立川市の起点から国立市に入るまでは、商店が立ち並ぶ地域を通ります。途中、JR南武線の踏切がありますが、カーブ区間にあるため段差が大きいのが特徴です。羽衣町2丁目交差点を過ぎ、国立市に入ると道幅が狭くなり、富士見通りまでは西行き一方通行となる区間があります。富士見通りと旭通りは、国立駅南口から放射状に伸びる3本の道のうちの2本で、それぞれ南西と南東方向に伸びています。なお、南に延びる中央の道は大学通り（東京都道146号）です。

東2丁目交差点で斜め左に曲がると多喜窪通りとなり、一旦国分寺市に入ります。たまらん坂を上ると、新府中街道との交差点に到達します。ここから府中市に入り、東京都立多摩総合医療センター・東京都立小児総合医療センターの進入路との交差点を経て、再び国分寺市に入ります。JR武蔵野線を高架で越えると、府中街道との泉町交差点です。この区間は交通量が多く、病院などもあるため、拡幅や右折レーン確保などの改良が行われましたが、時間帯によっては渋滞が発生することもあります。

泉町交差点付近は、高層住宅や公園が目立つエリアです。ここから一旦谷に降りて野川を渡り、再び上り坂になると、前方に「OIOI」と書かれた駅ビル（セレオ国分寺）が現れ、国分寺駅前に通じる商店街に入ります。国分寺駅南口前（南口バスターミナル）を経由し、ほぼ線路と平行に坂を下ると南町1丁目交差点です。ここを左折し、国分寺街道（都道133号）と合流したままJR中央線のガードをくぐり、やや右に曲がると、小金井市との境界にある並木道となります。その約300m先の交差点が終点です。

通過する自治体

この道路が通過する自治体は以下の通りです。

東京都
立川市
国立市
府中市
国分寺市

重複区間

一部区間では、以下の都道と重複しています。

東京都道133号小川山府中線（国分寺街道）：南町二丁目交差点 - 終点

交差・接続する道路

以下の道路と交差、接続しています。

東京都道16号立川所沢線（立川通り）：錦町1丁目交差点
東京都道43号立川東大和線：羽衣町2丁目交差点
東京都道146号国立停車場谷保線（大学通り）：国立駅南口交差点
多摩南北道路（新府中街道）：府中市武蔵台
東京都道17号所沢府中線（府中街道）：国分寺市泉町
東京都道133号小川山府中線（国分寺街道）：国分寺市南町1丁目交差点
東京都道133号小川山府中線（国分寺街道）：終点
東京都道134号恋ヶ窪新田三鷹線（連雀通り）：終点

主な施設

沿線には、以下のような施設があります。

健生会ふれあい相互病院
西国立駅
国立音楽大学附属中学校・高等学校
国立駅
根岸病院
武蔵台特別支援学校
東京都立多摩総合医療センター（東京ER・府中）
西国分寺駅
武蔵国分寺公園
国分寺
武蔵国分寺跡
国分寺駅

関連情報

この道路に関するより詳しい情報は、以下のリンクから確認できます。

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