東京都道171号相原停車場線について
東京都道171号相原停車場線は、かつて
東京都町田市相原町に存在した一般都道です。起点はJR
相原駅東口、終点は
国道16号の相原交差点でした。2021年
8月1日に廃止され、その役割を終えました。
概要
この
道路は、
相原駅東口から町田街道(都道47号重複区間)を経由し、
国道16号相原交差点へと至る、全長248mの路線でした。都道47号線との重複区間を除いた、実質的な路線長が248mとなります。
2017年時点では、
相原駅南側の踏切を撤去し、交通の円滑化を図るための立体交差事業(アンダーパス工事)が
東京都によって進められていました。この事業に併せて、都道171号線の拡幅や付替も検討されていました。
しかし、2021年7月の
東京都告示により、同年
8月1日付で路線は廃止されました。都道47号線との重複区間を除き、
町田市に移管され、現在は
町田市道堺958号線として管理されています。
路線データ
陸上距離: 248m(重複区間を除く)
面積: 1,334 m2
起点:
町田市相原町(
相原駅東口)
終点:
町田市相原町(相原交差点 =
国道16号交点)
路線状況
通称: 町田街道(
相原駅入口交差点 - 相原交差点)。この区間は、
東京都道47号八王子町田線との重複区間です。
重複区間:
東京都道47号八王子町田線(
相原駅入口交差点 - 相原交差点)
橋梁: 中央橋(陽田川)。都道47号八王子町田線との重複区間に架かっています。
交通状況
道路交通センサスによると、相原停車場線の24時間自動車類交通量(上下合計)は、小型車870台、大型車131台、合計1001台でした。
道路部幅員・車道部幅員は5.50m、車道幅員は5.00m、車線数は1車線でした。歩道は設置されていませんでした(重複区間を除く)。
地理
通過する自治体:
東京都町田市
交差する道路:
東京都道47号八王子町田線(
相原駅入口交差点)
国道16号八王子バイパス相原IC(坂下交差点)
国道16号(相原交差点)
バス路線
神奈川中央交通(神奈中バス)が
相原駅の西口側から発着していますが、東口側である当道の起点から
相原駅入口交差点までは神奈中バスは乗り入れていません。都道47号の重複区間には乗り入れています。
また、当道区間には直接乗り入れていませんが、起点の
相原駅東口からは
東京造形大学(
八王子市)方面へ向かう
スクールバスが発着していました。
まとめ
東京都道171号相原停車場線は、短いながらも
相原駅と
国道16号を結ぶ重要な役割を担っていました。現在は廃止され、その一部は
町田市道として管理されていますが、かつては都道として地域交通を支えていた路線でした。