東光台 (つくば市)

東光台（とうこうだい）

茨城県つくば市に位置する東光台は、筑波研究学園都市に隣接する地域で、計画的に開発された研究団地です。この地域は、一丁目から五丁目までの住居表示を持ち、住宅地と工業地域が混在しているのが特徴です。

概要

東光台は、つくば市の中央部に位置し、筑波研究学園都市の周辺開発地区として整備されました。1979年（昭和54年）から1983年（昭和58年）にかけて、「豊里町東部土地区画整理組合」によって開発され、総面積89,000平方メートルを誇る「東光台研究団地」として知られています。一丁目から四丁目は主に住宅地として利用され、五丁目は工業地域として、多くの研究施設や工場が集まっています。二丁目にはバッハの森コミュニティセンターがあり、地域住民の交流拠点となっています。五丁目には東光台体育館と東光台運動公園があり、住民の健康増進に貢献しています。また、薬品、半導体、真空技術、セラミックス、コンピュータ、バイオテクノロジーといった先端分野の研究施設が多数立地しており、科学技術の発展を支える重要な役割を担っています。

東は遠東（とおひがし）・中東原新田、西は酒丸・土田、南は面野井（おものい）、北は酒丸と隣接しており、研究学園地区とも近い場所に位置しています。

地価

2014年（平成26年）1月1日時点の公示地価によると、住宅地である東光台3丁目6番7の地点で、1平方メートルあたり4万3900円となっています。

沿革

東光台は、1981年（昭和56年）に土地区画整理事業によって誕生しました。当初は筑波郡豊里町東光台という名称でしたが、1987年（昭和62年）11月30日の市町村合併により、つくば市東光台となりました。

世帯数と人口

2017年（平成29年）8月1日現在の情報では、東光台の世帯数と人口は以下の通りです。

（具体的な世帯数と人口は記載されていませんでした。）

小・中学校の学区

東光台の住民が市立の小・中学校に通う場合、学区は沼崎小学校と豊里中学校となります。

施設

二丁目

バッハの森コミュニティセンター

五丁目

東光台体育館
東光台運動公園
アステラス製薬つくばバイオ研究センター
エーザイ筑波研究所
オリエンタルモーターつくば事業所
浜松ホトニクス中央研究所 筑波研究センター

参考文献

「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 8 茨城県』角川書店、昭和58年12月8日、1617pp.

関連項目

つくば市
筑波研究学園都市

外部リンク

* つくば市工業団地

東光台は、研究開発の拠点としてだけでなく、住民が快適に暮らせる街づくりが目指されています。

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