東北学院大学博物館

東北学院大学博物館の概要

東北学院大学博物館は、宮城県仙台市青葉区に位置する学術的な施設で、大学の教育や研究成果を広く伝えることを目的として、2009年に開館しました。この博物館は、東北学院大学が長年にわたり蓄積してきた資料の収集、整理、保管、公開、普及を行っており、地域社会とのつながりを深める場ともなっています。博物館は学芸員資格課程の実習施設としても機能しており、学生たちが実際の資料に触れながら学ぶ貴重な機会を提供しています。

主な所蔵資料

博物館の所蔵品は多岐にわたりますが、特に注目されるのは以下の資料です。

• - 多賀城市市川橋遺跡出土墨書人面土器：この土器は、古代の文字や図像が描かれている貴重な考古資料です。所蔵することで、古代の人々の生活や文化を知る手がかりとなります。

• - 松島町雄島海底採集板碑：海底から採集された板碑は、地域の宗教的・文化的な歴史を理解する上で重要な役割を果たしています。

• - 一関藩家老境澤文書：この文書は、一関藩の歴史を知るための重要な資料として位置づけられており、当時の政治や社会についての詳細を知ることができます。

開館情報

博物館の開館時間は、午前9時30分から午後5時までで、入館は午後4時30分まで可能です。休館日は日曜日や祝日、さらに大学が定めた休業日です。入館料は、一般が200円となっており、介護者1名を含む障害者や、それに該当する方々をはじめとした特定の条件を満たす方々は無料で入場できます。また、大学の教職員や学生、卒業生においても、特別な行事日に無料で入館できる機会があります。

来館方法

来館する際は、仙台市営地下鉄「五橋駅」で下車し、愛宕上杉通を南に向かって徒歩約5分ほどの距離にあります。このアクセスの良さから、地域の方々や観光客にとっても訪れやすいスポットとなっています。また、博物館には障害者等専用駐車場も完備されており、訪問者が快適に利用できるよう配慮がなされています。

外部リンク

さらなる情報を得たい方は、公式ウェブサイトやブログ、SNSを通じて最新の展示情報やイベント情報を確認することができます。例えば、公式ウェブサイトや、Xでの公式アカウントでは、博物館の様々な情報を発信しています。

このように、東北学院大学博物館は、学問の場である大学の知識を一般の人々にも届ける重要な役割を担っています。博物館を訪れることで、地域の歴史や文化に触れられる貴重な体験ができるでしょう。

もう一度検索