東北観光推進機構

東北観光推進機構について

一般社団法人東北観光推進機構（英: Tohoku Tourism Promotion Organization）は、東北地方の観光業を活性化させるために設立された団体です。この機構は、地域の官民が一体となって代表する形で形成され、観光庁から日本版DMOとして登録されています。特に、東北六県（青森、岩手、秋田、宮城、山形、福島）と新潟県、さらに仙台市を含む広域での連携を重視し、地域文化や観光資源を最大限に活かす取り組みを行っています。

設立の背景

東北観光推進機構は2007年6月に設立されました。それに先立つ同年1月には、設立準備会が発足し、観光振興の必要性が高まっていた背景がありました。経済の活性化や地域振興の一環として、観光は重要な要素と位置付けられ、観光推進に向けた様々な取り組みの基盤が築かれていきました。また、初代会長には東北経済連合会の幕田圭一氏が就任し、地域のリーダーシップを発揮しました。

組織の構成と業務内容

この機構の特徴は、官民が連携して運営されている点にあります。経済界、地方自治体、観光業者などが協力し、地域の観光資源を有効に活用するための方策を検討しています。具体的な業務内容には、観光プロモーション、地域の特産物や文化の発信、イベントの企画・運営、観光客の誘致活動などが含まれます。

機構が設立されて以降、地域内外での観光イベントの開催や、SNSを活用した情報発信、観光資源の開発など多角的なアプローチを進めています。特に、新型コロナウイルスの影響を考慮し、観光業界が直面する課題に対しても積極的にサポートを行っています。

沿革

• - 2007年1月 - 東北観光推進機構（仮称）を設立するための準備会が設置される。
• - 2007年6月7日 - 東北六県観光推進協議会と東北広域観光推進協議会を統合し、正式に東北観光推進機構が発足。
• - 2017年4月1日 - 一般社団法人東北観光推進機構として法人化。
• - 2017年11月28日 - 観光庁から日本版DMO（広域連携DMO）として正式に登録される。これにより、地域の観光資源をより効果的に活用し、国の政策に基づいた観光振興が可能となります。

公式ウェブサイト

東北観光推進機構の詳細や最新の活動については、公式ウェブサイトで確認できます。観光客や関心を持つ方々は、ぜひアクセスし、東北地方の魅力を体験してみてください。

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