東尾修・理子のおうちにおいでよ

東尾修・理子のおうちにおいでよ

『東尾修・理子のおうちにおいでよ』（ひがしおおさむ・りこのおうちへおいでよ）は、文化放送が制作し、同局とABCラジオ（朝日放送）を主なネット局として放送されたラジオプログラムです。スポンサーは穴吹工務店が務め、『サーパスマンションPresents』という冠タイトルがつけられていました。

番組を彩った人々

この番組の中心パーソナリティは、プロ野球解説者として知られる東尾修氏と、その娘である女子プロゴルファーの東尾理子氏でした。二人が親子の立場で、それぞれのキャリアや日常、そしてスポーツ界の話題について語り合う形式が特徴でした。番組の進行役として、文化放送のアナウンサーが複数担当しました。番組開始当初は菅野詩朗アナウンサーが参加しており、特に番組タイトルコール冒頭の「サーパスマンションPresents」という部分は、放送期間を通じて彼の声が使用され続けました。その後、鈴木光裕アナウンサーが進行を務めましたが、2008年9月23日の放送をもって担当を終えました。しかし、その後も提供クレジットのアナウンス部分では引き続き鈴木アナウンサーの声が使用されていました。後任として、文化放送のスポーツ部所属だった松島茂アナウンサーが加わりました。松島アナウンサーは文化放送では2008年10月5日から、ABCラジオでは同年11月3日から最終回まで進行を担当しました。

放送された期間と局

文化放送での放送期間は2003年10月から2009年3月まで、ABCラジオでは少し遅れて2004年4月から2009年3月まで放送されました。また、詳細な時期は不明ですが、FM815でも放送されていた記録があります。

放送時間帯の変遷

文化放送では、ナイターシーズンにあたる4月から9月は月曜日の18時45分から19時00分までの15分間、ナイターオフシーズンにあたる10月から3月は日曜日の17時40分から18時00分までの20分間と、季節によって放送曜日と時間が異なりました。一方、ABCラジオでは、4月から9月は月曜日の19時30分から19時45分までの15分間、10月から3月は月曜日の19時30分から19時50分までの20分間と、こちらも季節によって長さが変わりました。FM815では、『こちらポケはち編集部』という番組内に内包される形で、土曜日の14時50分頃からおよそ10分間放送されていました。

番組の主な内容

番組の主な構成要素としては、東尾修氏がプロ野球の試合結果や様々な出来事について自身の視点で語る週間寸評のコーナーがありました。また、「理子の声のダイヤリー」と題されたコーナーでは、東尾理子氏がプロゴルフツアーへの出場で経験したことや日々の出来事、感じたことなどをリスナーに語りかけました。

文化放送がプロ野球中継などで番組の放送を休止する場合でも、ネット局であるABCラジオでは放送が継続されることがありました。このような状況では、ABCラジオ向けに文化放送から事前に収録された内容を裏送りで提供するか、時には生放送で対応することもありました。

東尾親子がそれぞれのフィールドで活躍する様子を、親子の会話を通して届けるアットホームな雰囲気が魅力の番組でした。番組は2009年3月をもって放送を終了しました。

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