東屋代駅

東屋代駅

東屋代駅（ひがしやしろえき）は、かつて長野県千曲市大字屋代に存在した長野電鉄屋代線の駅です。2012年4月1日の屋代線全線廃止に伴い、その役割を終え、駅としての機能は失われました。駅番号はY2でした。

歴史

東屋代駅は、1922年（大正11年）6月10日に河東鉄道によって開業しました。その後、1926年（大正15年）9月30日に河東鉄道が長野電気鉄道と合併し長野電鉄が発足したことに伴い、長野電鉄河東線の駅となりました。2002年（平成14年）9月18日には路線名が変更され、屋代線の駅となりましたが、2012年（平成24年）4月1日に屋代線が廃止されたため、東屋代駅も廃止されました。

駅構造

東屋代駅は、単式ホーム1面1線を有する地上駅でした。駅舎は民家のような外観で、無人駅でしたが、かつては近隣の住人が駅舎に居住し、改札業務などを行っていました。

利用状況

東屋代駅の1日あたりの乗車人員は、近年では減少傾向にありました。

駅周辺

駅の周辺には、以下の施設があります。

長野県屋代高等学校・附属中学校
千曲市立屋代中学校
屋代高校前バス停（長電バス屋代駅・松代駅方面）
屋代簡易郵便局
長野県立歴史館
森将軍塚古墳館
森将軍塚古墳
有明山将軍塚古墳
屋代高校前駅
国道403号

廃止後

駅舎は廃止後1年間は残されていましたが、その後解体され、更地となりました。長らく放置された状態でしたが、千曲市が令和3年から令和6年にかけて自転車歩行者道の整備計画に着手しました。2023年（令和5年）には、倉科踏切から東屋代駅跡を通る950mの自転車歩行者道の整備工事が始まり、同年9月11日には、駅近くの踏切跡から屋代中学校北までの518mが開通しました。なお、駅名にちなんだ屋代線代替バスのバス停は設置されていませんが、付近には屋代線代替バスが運行しており、最寄りのバス停は屋代高校前バス停となっています。

隣の駅

長野電鉄

■屋代線

屋代駅 (Y1) - 東屋代駅 (Y2) - 雨宮駅 (Y3)

脚注

（記述なし）

関連項目

* 日本の[[鉄道駅一覧]]

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