東建多度カントリークラブ・名古屋

東建多度カントリークラブ・名古屋

東建多度カントリークラブ・名古屋は、三重県桑名市に所在する高規格なゴルフコースです。日本のゴルフトーナメントシーズン開幕を告げる「東建ホームメイトカップ」の舞台としても広く知られています。

立地とコースの特徴

本ゴルフ場は、愛知県の名古屋市から車で約40分という比較的アクセスしやすい場所に位置しており、上げ馬神事で全国的に有名な多度大社のほど近く、豊かな自然環境の中に展開しています。

コース自体には特筆すべき特色があります。これは、日本ゴルフツアー機構（JGTO）と日本女子プロゴルフ協会（LPGA）という、日本の男子・女子プロゴルフを統括する主要二団体から、同時に公式競技開催コースとしての認定を受けている点です。このような両団体の認定を取得しているゴルフ場は全国的にも極めて少なく、栃木県のサンヒルズカントリークラブと当ゴルフ場のわずか2箇所のみ（※情報提供時点）という、大変稀有な存在となっています。

運営体制

東建多度カントリークラブ・名古屋は、大手建設会社である東建コーポレーションのグループ会社である東建多度カントリー株式会社によって運営されています。また、同グループ内の東建リゾート・ジャパンが運営する東建塩河カントリークラブは、当クラブの姉妹コースにあたります。

充実した併設施設：天然温泉と宿泊

このゴルフ場は、単なるプレー施設に留まらない多機能性を有しています。クラブハウス内に設けられた宿泊施設「ホテル多度温泉」は、ゴルフプレーヤーはもちろんのこと、一般の宿泊客も利用可能です。

さらに、広大なゴルフ場敷地内には、独立したコテージタイプの宿泊棟「火水風 別館」も整備されています。こちらの別館の客室には、全てにプライベートな露天風呂が完備されており、より贅沢でリラックスできる滞在を提供しています。

これらの宿泊施設やゴルフ場の利用者向けに、敷地内では天然温泉が豊富に湧出しています。この温泉を利用した設備として、広々とした大浴場に加え、ホテルの客室に備え付けられた露天風呂、気軽に利用できる手湯・足湯、そして美しい景色を眺めながら浸かれる展望露天風呂など、多様な温浴施設を楽しむことができます。温泉の泉質はアルカリ性単純泉で、肌に優しい滑らかな湯触りが特徴です。

名物エンターテイメント

併設ホテルの名物の一つとして、レストラン「鳳凰」にて毎晩開催されるCGアニメ・レーザーショーが挙げられます。ゴルフ場の地形を背景に利用した壮大なスケールのショーは、宿泊滞在の特別な思い出となるでしょう。

アクセス情報

車を利用する場合の主なアクセスルートとしては、東名阪自動車道の桑名東インターチェンジから約11キロメートルの距離に位置しています。

このように、東建多度カントリークラブ・名古屋は、プロトーナメントが開催される高品質なコースであるだけでなく、国内でも数少ないJGTO・LPGA両認定コースという希少性を持ち、さらに天然温泉を備えた多様な宿泊施設やエンターテイメントまで兼ね備えた、ゴルフとレジャーを融合させた複合的な施設と言えます。

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