東方文花帖 〜 Bohemian Archive in Japanese Red.

東方文花帖 〜 Bohemian Archive in Japanese Red.（書籍）

『東方文花帖 〜 Bohemian Archive in Japanese Red.』（とうほうぶんかちょう ボヘミアン・アーカイブ・イン・ジャパニーズ・レッド）は、東方Projectのファンブックとして一迅社から刊行された書籍です。新聞記者である射命丸文が発行する新聞記事を中心に、アンソロジーコミックやZUN氏のインタビューなどが収録されています。

概要

本書は、前半部分が射命丸文による架空の新聞記事と、記事対象の人物との対話で構成されています。後半には、同人作家によるアンソロジーコミック、ZUN氏へのインタビュー記事が掲載されています。また、ゲームの体験版などが収録されたCD-ROMが付属しています。

ZUN氏によると、一迅社（当時はスタジオDNA）から話があったのは2004年初頭以前。当初は公式設定集や攻略本が希望されていましたが、ZUN氏の要望により、本書のような構成になったとのことです。

射命丸文は本書が初出であり、後に製作されたゲーム『東方文花帖 〜 Shoot the Bullet.』は、本書のゲームパートに相当します。

以降、本稿では本書を『文花帖（書籍）』と称します。

内容詳細

カバーイラスト

唖采弦二氏が担当。

風の号外

書籍冒頭に掲載されたZUN氏原作、葉庭氏作画の漫画。射命丸文が自身の新聞「文々。新聞」を広めるため、号外を配る様子が描かれています。

文々。新聞

本書のメインコンテンツ。「文々。新聞」の記事と、射命丸文によるインタビュー形式で構成されています。『紅魔郷』から『文花帖（書籍）』までに登場したほぼ全ての人物が登場し、『紅魔郷』から『花映塚』までの異変に関する射命丸文の覚書も掲載されています。

本文はZUN氏が執筆し、挿絵は唖采弦二氏、alphes氏、綾見ちは氏、高階@聖人氏、立羽氏、十夜氏、TOBI氏、ゆきうさぎ氏、六羽田共氏らが担当。新聞記事や覚書に使われている挿絵には、「撮影協力：【イラストレーター名】」という形式で作者名が記載されています。

また、あらたとしひら氏による4コマ漫画も掲載されています。

ZUN氏が過去に発表した楽曲の解説も、新聞記事の一部として掲載されています。楽曲解説は新聞記事以外のページにも掲載されています。

アンソロジーコミック

倉澤まこと氏、鳴海柚来氏、藤原俊一氏、ふじみやみすず氏、病氏、ハラオ氏、kiriu氏、比良坂真琴氏ら、同人作家によるアンソロジーコミックが8作品掲載されています。

インタビュー

河本茉澄氏がインタビュアーを務め、ZUN氏へのインタビューが掲載されています。

付録CD-ROM

ゲーム『東方花映塚 〜 Phantasmagoria of Flower View.』の体験版、ZUN氏による楽曲3曲、PC用壁紙が収録されています。

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