東浩二

東浩二

東浩二（ひがし こうじ、1956年または1957年 - ）は、日本の政治家であり、山口県田布施町の町長を務めています。2018年に町長に就任し、現在2期目です。

経歴

東氏は、1981年から田布施町役場に勤務しました。経済課を経て、総務係長、総務課長補佐、2007年には総務課長を歴任し、2015年3月31日に退職しました。その後、2015年4月に田布施町副町長に就任しています。2018年10月16日、田布施町長選挙に立候補し、無投票で当選を果たしました。

政策と主張

相続登記未了に係る固定資産税の過大徴収問題

2019年9月25日、令和元年第4回田布施町議会定例会において、相続時における固定資産税の課税ミスが問題となりました。東氏は、当時の上司に報告をせず、1年以上対応を放置したとして税務課長らを懲戒処分とする方針を示しました。また、部下の不祥事の責任を取るため、自身と副町長の給料を減額する条例議案を提出しました。

しかし、この条例議案の質疑において、東氏が副町長時代に税務課長らから課税ミスの報告を受けながら、「報道発表しなくていいし、還付もしなくていい」と指示した疑惑が議員から指摘されました。これに対し、東氏は「相続登記未了に係るものというのは、私は認識していない」と疑惑を否定しました。

内部告発者への対応

固定資産税の過大徴収を内部告発した町職員に対し町が報復人事を行ったとされる問題について、東氏は「問題とはとらえていない」という立場を表明しました。この発言は、内部告発者を保護する姿勢に欠けるとして、批判を浴びました。

東氏の政策や主張は、田布施町の発展に貢献すると期待される一方で、固定資産税の過大徴収問題や内部告発者への対応など、課題も抱えています。今後の動向が注目されます。

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