東海大学出版部

東海大学出版部について

東海大学出版部は、神奈川県平塚市に位置する学校法人東海大学の出版機関です。1962年に創立され、この出版部は学術研究成果の発表、教養啓蒙書の普及、教育用教科書の刊行などを通して、教育や研究に貢献することを目的としています。創設者は松前重義氏で、そのビジョンに基づいて設立されました。

設立の背景

東海大学出版部は、教育や研究の発展を促進するための重要な役割を果たしています。設立当初から、大学が生み出す学問的な成果を広く一般に提供するためのプラットフォームとして機能してきました。また、専門的な教科書の発行により、学生や教員が必要とする教育資源を提供しています。

沿革

• - 1962年4月：東海大学出版会が設立され、学術的な出版活動が始まる。
• - 1963年6月：大学出版部協会の設立に伴い、初代会員として参画。
• - 2012年4月：創設50周年を迎え、これまでの成果を振り返る。
• - 2014年4月：東海大学出版会を東海大学出版部に改称しブランドを再構築。
• - 2020年3月：大学出版部協会から脱退し、さらなる独立性を強調。

主な刊行物

東海大学出版部では、多くの重要な学術書や一般書が発行されています。以下はその一部です：

• - 『松前重義著作集』（東海新書）：創設者の思想を凝縮した作品集。
• - 『日本産魚類検索 全種の同定 第三版』（中坊徹次編）：日本の魚類に関する貴重な参考書。
• - 『孤独なバッタが群れるとき』（前野ウルド浩太郎著）：生物の行動に関する新しい視点を提供する書籍。
• - 月刊誌『望星』：多様なテーマを扱う学術的な内容の月刊誌。

シリーズ出版

また、東海大学出版部は特色あるシリーズの出版にも力を入れています。以下のようなシリーズが展開されています：

• - 東海新書：学問の普及を目指した一般向けの書籍。
• - 東海科学選書：科学的な知見を広めることを目的としたシリーズ。
• - フィールド図鑑：自然観察や生物学に関連する情報を提供する図鑑シリーズ。
• - 職場とこころの健康：職場環境におけるメンタルヘルスに焦点を当てた書籍。

結論

東海大学出版部は、学術的な貢献を通じて教育や研究の発展に寄与しており、広範な分野にわたる書籍やシリーズを提供しています。これからも学問の普及に貢献するための活動を続けていくことでしょう。

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