東海大学吹奏楽研究会

東海大学吹奏楽研究会

東海大学吹奏楽研究会（とうかいだいがくすいそうがくけんきゅうかい、Tokai University Symphonic Band）は、日本のアマチュア吹奏楽団です。この団体は、東海大学に所属する吹奏楽に情熱を持つ学生によって構成されています。2023年までに、全日本吹奏楽コンクールに14回出場し、その結果は金賞9回、銀賞4回、銅賞1回という輝かしい成績を収めています。また、全日本アンサンブルコンテストにも9回出場しており、金賞4回、銀賞4回、銅賞1回を獲得しています。

歴史

東海大学吹奏楽研究会の歴史は1960年に遡ります。この年、望星会吹奏楽団として創立され、1962年に吹奏楽研究会に名称を変更しました。その後、1979年には全日本吹奏楽コンクールに初めて出場し、指揮を務めた上原圭詞氏の下で活動を始めました。2006年には全日本アンサンブルコンテストに初出場し、2007年にはこのコンテストで初めて金賞を受賞しました。

2012年においては、全日本吹奏楽コンクールで、指揮者福本信太郎氏のもと、初の金賞を獲得しました。さらに2017年には、全日本吹奏楽コンクールにおいて5回目の金賞を達成しました。2018年からは、マーチングステージ全国大会にも参加し、D2部門で優秀賞と講評者特別賞を受賞しています。2020年には3年連続での優秀賞受賞という円熟の結果を収めています。

公演・出演

東海大学吹奏楽研究会は、年間を通じてさまざまなコンサートやパレードに出演しています。中でも、建国記念の日の奉祝パレードや、スプリングコンサート、銀座ゴールデンパレードなど、各種イベントでマーチングバンドとしての活動が目立ちます。毎年の定期演奏会も好評で、横浜みなとみらいホールで開催されることが多いです。さらに「DREAM CONCERT」では、地方の学校との共演も行い、地域との交流を大切にしています。大学同士の交流や、卒業・入学式での演奏、地元イベントへの参加なども盛んです。

音楽スタッフ

この団体には、熟練した音楽スタッフが揃っています。常任指揮者の福本信太郎氏を始め、音楽監督の加養浩幸氏、音楽トレーナーおよびドリルインストラクターとして 松本たか子氏が活動を支えています。

まとめ

活動の拠点は平塚市の湘南キャンパスですが、大学本部が渋谷区代々木に位置するため、東京都の吹奏楽連盟に属しています。このおかげで、東京都を主な舞台としてコンクールなどに参加できる一方で、自主公演や地域活動は神奈川県内で行うことが多いです。こうした独特の立ち位置から、東海大学吹奏楽研究会は学生たちの情熱をもとに、更なる成長を続けています。

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