東海通駅

東海通駅について

概要

東海通駅（とうかいどおりえき）は、愛知県名古屋市港区東海通3丁目に位置する名古屋市営地下鉄名港線の駅です。この駅は、駅番号E04で、アクセントカラーにはうすい灰色が用いられています。

鉄道の歴史

この駅は1971年3月29日に名古屋市営地下鉄の2号線、名城線の一部として開業しました。その後、2004年10月6日に名城線の名称変更に伴い、現在の名港線の駅となりました。そして、2020年6月15日には可動式ホーム柵の使用が開始され、安全性が向上しました。

駅の構造

東海通駅は地下に位置し、相対式の2面2線のホームを有しています。最新の可動式ホーム柵が設置されており、利用者の安全を確保しています。改札口は北南に各1箇所ずつ設けられ、駅の出入口は合計4つあります。また、各ホームと南改札口、コンコースと地上を連結するエレベーターもそれぞれ1基完備されています。名古屋港に近い側には、保守基地と非常用の渡り線が存在し、駅の運営に重要な役割を果たしています。さらに、名城線南部駅務区金山管区駅が当駅の管轄をしています。

利用状況

2019年度のデータによると、1日の平均乗車人員は7,461人に達しており、名港線の駅の中では金山駅、日比野駅、六番町駅に次いで多くの利用者が訪れています。また、港区における市バスの主要路線の多くが当駅を利用しており、地域交通の要所としての役割を果たしています。

駅周辺の施設

駅の近くには多くの施設があります。名古屋市立中川小学校や、MEGAドン・キホーテUNY 東海通店も近隣に位置し、地域の生活を支える重要なスポットとなっています。また、江川線や東海通、名古屋高速4号東海線が通っており、交通の便も良好です。さらに、ららぽーと名古屋みなとアクルスなどの大型ショッピングモールも徒歩圏内にあり、港区役所駅の方が若干近いものの、買い物やレジャーにも便利な立地です。アオキスーパーやあいち銀行、三十三銀行、岡崎信用金庫などの金融機関も駅周辺に位置しており、地域の利便性を高めています。

バス路線

東海通駅は名古屋市営バスの東海通バス停にも近接しており、さまざまな系統が発着しています。これにより、東西南北へのアクセスが便利になっており、港区の交通の要所とも言えます。例えば、熱田区役所からの幹神宮1系統や、名古屋駅を結ぶ名駅19系統などが運行され、地域住民や観光客にとって重要な交通手段となっています。

まとめ

東海通駅は、名古屋市の港区における交通の要所として重要な役割を担っています。地下鉄名港線の駅としての利便性はもちろん、近隣の多彩な施設や交通手段を利用できる点でも多くの人々に愛されています。地域の発展にも貢献しているこの駅は、今後もその重要性を増していくことでしょう。

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