東邦大学医療センター大森病院

東邦大学医療センター大森病院：歴史と実績を誇る高度医療機関

東邦大学医療センター大森病院は、東京都大田区に位置する、学校法人東邦大学が運営する特定機能病院です。 長い歴史と伝統を背景に、高度な医療技術と充実した医療体制を備え、地域医療の中核を担っています。略称は東邦医大または東邦医大病院として広く知られています。

歴史を刻む軌跡

1925年、帝国女子医学専門学校付属病院として開院した歴史を持つ当病院は、幾多の変遷を経て現代に至ります。戦災による焼失を乗り越え、1947年には東邦医科大学付属病院として再出発。以来、医療技術の進歩と共に発展を続け、常に最新の医療を提供するため、設備や体制の拡充に努めてきました。

1971年には東邦大学医学部付属大森病院と改称され、1993年には特定機能病院の承認を受けました。2005年には現在の名称である「東邦大学医療センター大森病院」となり、現在に至るまで、地域医療の発展に大きく貢献しています。近年では、新棟の建設や医療機器の更新、システムの導入など、更なる医療サービスの向上に積極的な投資を行っています。

幅広い診療科と高度な医療技術

当病院は、内科、外科、小児科など幅広い診療科を擁し、総合的な医療を提供しています。特に、循環器センター、脳神経センター、消化器センターなど、特定の疾患分野に特化した専門センターを設けることで、高度な専門医療を提供しています。また、救急医療にも力を入れており、三次救急告示医療機関として、24時間体制で緊急性の高い患者に対応しています。

さらに、がん診療、小児医療、周産期医療など、地域ニーズの高い医療分野にも積極的に取り組んでいます。東京都認定がん診療病院、東京都小児がん診療病院、総合周産期母子医療センターとしての認定を受けており、高度な医療技術と充実した設備で、患者さんの安心と安全を確保しています。

先進医療への取り組み

東邦大学医療センター大森病院は、常に最新の医療技術を取り入れ、先進医療を提供することに力を入れています。超音波骨折治療法、多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術、内視鏡的大腸粘膜下層剥離術など、様々な先進医療技術を導入し、患者さんにとってより効果的で負担の少ない治療を提供しています。

安心と信頼の医療環境

患者さんのプライバシー保護や安全管理にも配慮し、快適な医療環境の整備にも力を入れています。電子カルテの導入、安全管理対策委員会、クリティカルパス委員会の設置など、医療の質の向上と安全確保に積極的に取り組んでいます。また、地域連携にも積極的に参加し、地域医療機関との連携を強化することで、患者さんの包括的な医療を支援しています。

アクセスとその他情報

京急本線梅屋敷駅より徒歩7分というアクセス利便性も魅力の一つです。病院内にはレストラン、売店、ATMなども設置されており、患者さんやご家族の利便性を高めています。2011年より全面禁煙を実施しており、より健康的な環境を維持しています。また、羽田空港にもクリニックを運営しており、空港を利用する人々にも医療を提供しています。

東邦大学医療センター大森病院は、これからも地域社会のニーズに応えるべく、質の高い医療を提供し続けていくでしょう。

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