松ヶ崎駅 (京都府)

松ヶ崎駅の概要

松ヶ崎駅（まつがさきえき）は京都市左京区にある、京都市営地下鉄烏丸線の駅です。駅番号はK02で、1997年に開業しました。この駅は、地下1階に改札口が1箇所設けられており、地下2階には島式のホームが2線存在します。駅は便利な立地にあり、2つの出入口が設けられていて、それぞれ国際会館側と北山側へとつながっています。

歴史的背景

松ヶ崎駅の開業は1997年6月3日で、京都市営地下鉄烏丸線の北山駅と国際会館駅の間の延伸に伴って行われました。さらに、2007年にはICカードの「PiTaPa」が利用可能になり、さらに便利さが向上しました。

駅構造

松ヶ崎駅の構造は、地下に位置しており、改札口は地下1階にあり、ホームは地下2階にあります。地下1階と地下2階はエレベーターやエスカレーター、階段で結ばれています。駅の出入口は、1番出入口が国際会館に近く、2番出入口が北山側にあります。1番出入口には上りのエスカレーター、2番出入口にはエレベーターが設置されています。また、2番出入口の近くには京都市が運営する駐輪場もあります。

利用状況

2022年度のデータによると、松ヶ崎駅の1日平均乗降者数は9,568人です。駅は地域の交通ハブとして多くの利用者に利用されています。

駅周辺の特徴

松ヶ崎駅周辺は高野川があり、東へ約800メートルのところには叡山電鉄の修学院駅があります。また、松ヶ崎地区は歴史的にも重要な地域であり、平安京の遷都後から稲作が行われていた記録があります。源氏物語にも「松が崎」の名が登場しており、この地の豊かな文化と歴史を物語っています。

江戸時代には「松ヶ崎定法」と呼ばれる地域の規定が存在し、住民の生活が豊かに維持されていました。1922年には松ヶ崎を通る路線が計画されましたが、それ以前に認可されている路線が変更され、少し遅れて改良されました。

1985年には北山通が開通し、1997年に松ヶ崎駅が開業したことで、周辺の宅地化が進み、店舗や住宅が増加しました。

バス路線

松ヶ崎駅には、松ヶ崎駅前および松ヶ崎海尻町の2つのバス停があり、様々なバス路線が運行されています。市営バスと京都バスが利用でき、上賀茂神社や京都駅を結ぶバスが走っており、交通の利便性が高まっています。

隣接駅

松ヶ崎駅の隣には、同じく京都市営地下鉄の烏丸線があります。国際会館駅（K01）から始まり、松ヶ崎駅（K02）を経て北山駅（K03）へと続きます。

このように、松ヶ崎駅は地域の交通の中心として重要な役割を果たしており、周辺の歴史や文化にも深く根付いた場所であると言えます。

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