松原 快(まつばら かい)のプロ野球人生
松原快選手は
1999年8月24日、
富山県黒部市で生まれました。彼は
プロ野球選手としての道を歩む前に、多くの経験を積んできました。彼の野球キャリアは小学校3年生の頃に始まり、
黒部市立宇奈月中学校時代には富山東部ボーイズで
捕手としてプレーしました。
高校では
富山第一高等学校に進学し、2年時に高朋高等学校に転校。その転校をきっかけに、
捕手から
投手に転向します。
投手としての才覚が認められ、3年春には背番号1を背負い、チームを牽引しました。この時期の経験が、彼の技術の基礎を築くことになります。
高校卒業後、松原選手は一度消防士としての道を模索しましたが、クスボールなどのクラブチームでのプレーに心を惹かれ、ロキテクノベースボールクラブに加入します。このクラブチームでの3年目、彼は
投手兼任ヘッドコーチの
藤田太陽からアドバイスを受け、
オーバースローから
サイドスローへと投球フォームを変更しました。この変更により、感覚は向上したものの、好不調の波に悩まされ、成績に苦しむ時期が続きました。結果として、4年目の終了後には「大学を出たつもりで」という思いで退部を決意します。
2022年、松原選手はNPBドラフト指名を目指し、地元の
富山GRNサンダーバーズに入団しました。このチームが
日本海リーグに所属する中、彼は2023年に登録名を「快」に変更し、特に注目される選手に成長します。最速156km/hを記録するなど、その実力を証明しました。最終的には勝利数でリーグ2位にランクインしながらも、シーズンMVPに選ばれるという名誉を手にします。
2023年10月26日、ドラフト会議において阪神タイガースから育成選手として1位指名を受け、仮契約を結びました。この契約内容は支度金300万円、年俸300万円というもので、彼の背番号は123に決まりました。これにより、彼は晴れて
プロ野球選手としての新たなスタートを切ります。
松原選手の成績は、独立リーグでの経験を活かし、NPBでの活躍が期待されます。彼の努力と挑戦がどのように実を結ぶのか、多くのファンが注目しています。今後の彼の成長を見守りましょう。
簡易プロフィール
- - 生年月日: 1999年8月24日
- - 出身地: 富山県黒部市
- - ポジション: 投手
- - 所属チーム: 阪神タイガース(育成選手)
- - 登録名変更: 2023年から「快」に変更
- - 背番号: 123(2024年 - )
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