松山 鷹志 (まつやま たかし)
松山鷹志は、
1960年4月2日に
東京都で生まれた日本の声優、
俳優、
歌手、
作詞家で、現在は
青二プロダクションに所属しています。彼は、別名義として「松山タカシ」も使用しています。演技のキャリアは長く、多彩なジャンルで活躍しており、特に声優業において数多くの作品に参加しています。
来歴
松山は中学時代に
バレーボールの全国大会で優勝し、その後は明治大学中野高校へ進学。演技への情熱から
文学座の養成所に入りますが、準劇団員として受け入れられなかったとのことです。その後、彼は自らの道を切り開き、
テレビドラマや
映画へ出演を果たします。彼のデビュー作は「太陽にほえろ!」であり、同じく
文学座の研究生だった渡辺徹と共演しました。
大学の先輩である
大川俊道監督の自主製作
映画『クラッシュ・オン・ユー』では主演を務め、その後も大川作品に多く出演しています。また、
押井守や
柏原寛司といった監督の作品にも常連として名前が見られ、時にはスタッフとしても活動していました。
松山は
2017年8月、かつて所属していたRIKIプロジェクトから
青二プロダクションに移籍しました。彼のキャリアの節目として、この移籍は大きな出来事でした。
人物
松山は普通自動車
免許と中型自動二輪
免許を持ち、趣味は
バレーボールです。彼の友人である
川合俊一とのエピソードを通じ、そのユーモアセンスが垣間見えます。川合は松山を「何もできない奴だったけどブロックだけは凄かった」と称え、仲間としての親しい関係を示しています。
声優としてはアドリブの天才とも評され、テレビアニメ『テニスの王子様』では越前南次郎役を演じ、台本にないアドリブを持ち込むことで知られています。彼の演技スタイルは、即興ではなく、事前に用意したネタを取り入れた緻密なものです。
主な出演作
- - ケルベロス - 地獄の番犬(1991年) - 林役
- - 呪怨シリーズ - 佐伯剛雄役
- - ハロー張りネズミ(1991年)
- - もののけ姫(1997年) - 重要な役柄での参加
- - 劇場版テニスの王子様 二人のサムライ The First Game - 越前南次郎役
- - 太陽にほえろ!(1986年) - オートバイの男
- - 相棒 - 様々なエピソードに出演
- - 仮面ライダークウガ(2000年 - 2001年) - 杉田守道役
テレビアニメ
- - テニスの王子様 - 越前南次郎役
- - おじゃる丸 - 押野一手やその他のキャラクター
- - HUNTER×HUNTER - ノブナガ役
- - ドラえもん(2017年 - 2023年) - 担当キャラクター多く
結論
松山鷹志は、日本のエンターテインメント界で非常に多才な才能を発揮している人物です。彼の演技は多くの人々に愛され続け、今後も新たな役柄での活躍が期待されています。彼のこれまでのキャリアは、彼自身の努力と情熱の証であり、その活動は多くのファンに支えられています。