松川村立松川中学校

松川村立松川中学校

松川村立松川中学校は、長野県北安曇郡松川村にある公立中学校です。1947年（昭和22年）4月に開校しました。松川村唯一の中学校であり、村全域が通学区域となっています。JR大糸線信濃松川駅から南東へ徒歩約25分の場所に位置し、高瀬川に近い場所にあります。

概要

所在地: 長野県北安曇郡松川村
開校: 1947年（昭和22年）4月
生徒数: 233名（2022年4月時点）
職員数: 33名（2016年4月時点）
校章: 三枝の松をデザイン化し、「中」の文字を配置。三本の枝は、村を流れる芦間川、乳川、高瀬川を表す。

歴史

開校

第二次世界大戦後の学制改革により、1947年（昭和22年）4月に松川村立松川中学校として開校。当初は松川村立松川小学校の校舎の一部を間借りし、体育館や特別教室、運動場は小学校と共用していました。開校時の生徒数は7学級258名でした。

組合立中学校構想と変遷

当初、松川村、池田町、会染村の1町2村による組合立中学校となる構想がありました。1949年（昭和24年）には池田町外二ヶ村組合立松川中学校に改称しましたが、池田町が会染村との組合立中学校設立に方針転換したため、1952年（昭和27年）には現在の松川村立松川中学校の名称に戻りました。1950年（昭和25年）には、現在地に独立校舎を建設しています。この場所はかつて松林でしたが、太平洋戦争中に開拓が進められたため、広い土地が確保できました。1953年（昭和28年）には池田町会染村組合立高瀬中学校が開校しましたが、会染村の一部の生徒は、引き続き松川中学校に通っています。

校歌・生徒会歌

1959年（昭和34年）3月には、金原省吾作詞、小山郁之進作曲による校歌が制定されました。金原氏は大町在住の美術史家で、この校歌が唯一の作品となっています。1973年（昭和48年）には生徒会歌も制定されています。

また、応援歌や伝統の「応援コール」も存在します。

学校行事

全体: 松葉祭（しょうようさい）、りんご摘花作業、ふれあい集会、クラスマッチ
1年生: 自然体験学習
2年生: 職場体験
3年生: 修学旅行

部活動

運動部

陸上部
女子テニス部
男子バスケットボール部
男子バレーボール部
女子バレーボール部

文化部

吹奏楽部
合唱部（募集停止）
美術部
工学・園芸部（園芸部門は募集停止、工学部として活動）

社会体育

バドミントン
女子バスケットボール
男子テニス部

脚注

参考文献

記念誌編集委員会『松川中学校五十年の歩み』松川村立松川中学校
松川村誌編纂委員会『松川村誌 歴史編』松川村誌刊行会、1988年
松川中学校三十年のあゆみ編集委員会『三十年のあゆみ』松川村立松川中学校、1977年

関連項目

長野県中学校一覧

外部リンク

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