松戸市立第四中学校

松戸市立第四中学校

松戸市立第四中学校（まつどしりつ だいよんちゅうがっこう）は、千葉県松戸市に位置する市立中学校です。英語では Matsudo municipal - Dai-yon Junior High School と表記されます。地域では「四中（よんちゅう）」、または「松戸四中（まつどよんちゅう）」の通称で親しまれています。

本校では、生徒たちが将来社会で活躍するための確かな力を育むため、明確な教育目標を設定しています。

• - 自主: 豊かな感受性を持ち、他者を思いやる心を育み、自らの判断で行動できる人間。
• - 自学: 知的好奇心を持ち、探求心をもって学び続け、主体的に課題に取り組める人間。
• - 自律: 心身ともに健康で、困難に立ち向かう強い精神力を持ち、規律ある生活を送れる人間。

これらの目標に加え、学校全体で共有する指針として「四中グラウンドデザイン」を掲げています。これは、学校としての「Mission (使命)」、教育活動への「Passion (情熱)」、そして生徒・教職員・保護者・地域との「Collaboration (協力)」という3つの要素を重視し、学校運営および教育実践の礎としています。

学校生活においては、部活動が非常に活発に行われていることが大きな特色です。生徒たちは自身の興味や能力に応じて、様々な部活動に所属し、日々練習や創作活動に励んでいます。運動部には、サッカー部、野球部、陸上駅伝部、バスケットボール部、バレーボール部、ソフトテニス部、バドミントン部、卓球部、水泳部、剣道部があります。文化部としては、吹奏楽部、合唱部、美術部、理科部、英語部が活動しており、かつては文芸部も存在しましたが、こちらは2018年に廃部となっています。

特筆すべきは、部活動における高い実績です。平成23年度には東葛飾地方中学校駅伝競走大会で優勝を果たしており、県内でも有数の強豪校として知られています。また、文化部でも吹奏楽部が全日本吹奏楽コンクールで金賞を受賞するなど、全国レベルでの活躍を見せています。これらの部活動での経験を通じて、生徒たちは技術の向上だけでなく、チームワークや目標達成への努力、礼儀などを学び、豊かな人間性を育んでいます。

本校からは、スポーツの分野で優れた才能を発揮し、プロとして活躍する卒業生も輩出されています。特にバレーボール界には、松井珠己選手（デンソー・エアリービーズ所属、日本代表経験あり）、大村季色選手（PFUブルーキャッツ石川かほく所属）、雜賀恵斗選手（日立リヴァーレ所属）といった、著名な選手たちがいます。

松戸市立第四中学校の所在地は、〒270-2218 千葉県松戸市五香西1-6-1 です。交通アクセスは非常に便利で、京成電鉄京成松戸線「五香駅」の西口からは徒歩わずか約2分という近さです。地域に根差した学校として、生徒たちの健やかな成長を支え続けています。

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