松木路子

松木路子（まつき みちこ）とは

松木路子は、1946年3月18日生まれで、福岡県出身の日本の女優です。本名も松木路子ですが、過去には永野路子や聖みち子といった別名でも知られていました。彼女はアーバンズエンターテイメントに所属し、その豊かな表現力で多くのファンを魅了してきました。

除いた家庭とキャリアの始まり

松木は筑紫女学園高等学校を卒業後、実家の寿司屋でRKB毎日放送の社員に勧められ、女優を志すことになりました。上京した彼女は、東宝芸能養成所に在籍中に東宝の社員にスカウトされ、1968年に東宝に入社しました。しかし、映画界で主役を目指すも難しさを感じた松木は、すぐにテレビドラマへと転身します。

映画デビューと名前の変更

CMタレントとして活動した後、1966年に松竹映画『阿片台地 地獄部隊突撃せよ』で女優デビューを果たしました。この頃は「聖みち子」の名で知られていましたが、1968年に本名の松木路子に改名し、以降はこの名前で広く認識されるようになりました。

結婚と家庭

松木路子は、26歳の時にテレビドラマ監督の永野靖忠と結婚しました。彼女の妹である松木聖も、永野の監督作品に出演したことがあります。松木は2児を育てながら、女優業を続けていましたが、1980年代に引退。その後、旦那の永野が肝臓がんで亡くなったことを受けて、和服デザインの仕事に転身します。

女優活動の復帰

松木は2013年にアメリカ人大学教員と国際結婚しました。その後もテレビや舞台での活動は続いており、近年では新たな役柄にも挑戦しています。彼女のキャリアにおける多彩な出演は、数えきれないほどのテレビドラマにおいて、出演を重ねてきたことからもわかります。

主な出演作品

松木は、多くのテレビドラマや映画に出演しており、その一部を以下に挙げます。

• - テレビドラマ:

- ブラザー劇場/新吾十番勝負 (1967年) - 由紀 など、数多くの作品で主演。
- 水戸黄門シリーズ - おゆき、おとよ、おときなど。
- 特捜最前線 - 高杉陽子。
- 暴れん坊将軍シリーズ - お甲、綾瀬。
- 火曜サスペンス劇場や土曜ワイド劇場にも数多く出演。

• - 映画:

- 阿片台地 地獄部隊突撃せよ (1966年) - デビュー作。
- 女の中にいる他人 (1966年)
- 一粒の麦 荻野吟子の生涯 (2019年) - 稲村みや役。
- わたしのかあさん-天使の詩- (2024年) - 山田みお役。

最後に

松木路子は、女優としてのキャリアの幅広さと多様な役柄に挑む姿勢で、日本のエンターテイメント界において重要な存在となっています。彼女の人生とキャリアは、多くの人々にインスピレーションを与えており、今後の活躍にも期待が寄せられています。

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