松本芳道

松本芳道について

松本芳道（まつもと よしみち）は、1982年に神奈川県横浜市で生まれた日本のプロボクサーであり、元キックボクサーです。彼はアグレッシブなファイトスタイルを持ち、リング内でのパフォーマンスは多くのファンを魅了しています。松本は、右上腕に竜の刺青を入れており、その姿は印象的です。

来歴

松本は2004年頃、K-1に魅了され、キックボクシングの道を歩み始めました。プロデビューは2005年7月17日で、この試合では新日本キックボクシング協会で桐生大地を相手にKO勝利を収めました。しかし、右手を負傷した影響で2006年10月から2008年3月まで、約1年以上のブランクが生じてしまいます。

2010年の春、松本は日本ライト級王者の朴龍に挑戦し、跳び膝蹴りでダウンを奪うなどして見事、3-0の判定勝ちを収め、第4代新日本キックボクシング協会ライト級王座を獲得しました。続く5月には、K-1デビュー戦があり、K-1 WORLD MAX 2010で大月晴明と対戦し、こちらでも3-0の判定勝ちを収めました。さらに、7月の準々決勝では上松大輔にTKO勝利を果たしましたが、準決勝では久保優太の左ハイキックにより、KO負けを喫しました。

その後、松本は9月に新日本キックボクシング協会のメインイベントに出場し、西山誠人との対戦に臨みましたが、残念ながらこちらでもKO負けを経験することになります。2012年には大橋ジムに入門し、ボクシングへと転向を果たしました。新たな挑戦として、2013年1月5日にデビュー戦に臨み、1回目のラウンドでTKO勝利を収めました。また、新人王戦にもエントリーし、東日本決勝に挑むなど、順調なスタートを切っています。

人物

松本はキックボクシングだけでなく、港湾での荷役労働者としても働いていました。しかし、K-1出場のために仕事を休んでいる最中に解雇されてしまうという厳しい現実にも直面しました。2010年6月のインタビューで彼は、「今の自分は日雇い労働者みたいなもので、怪我でもしたら、家族を養うことができない」と語り、勝たなければならないという強い決意を示しました。

戦績

松本の戦績は以下の通りです。

• - キックボクシング
• - ボクシング: 4戦4勝（3KO）

獲得タイトル

• - 第4代新日本キックボクシング協会ライト級王座

関連項目

• - 男子ボクサー一覧
• - 男子キックボクサー一覧
• - 新日本キックボクシング協会王者一覧
• - K-1選手一覧

外部リンク

• - K-1 選手データ
• - キックボクサー松本芳道のブログ - [ウェイバックマシン]]（2012年12月10日アーカイブ分）
• - [大橋ボクシングジム

松本芳道は、これからも新しい挑戦を続けながら、ボクシング界でのさらなる活躍を期待されています。

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