西山誠人

西山 誠人（にしやま まこと）のプロフィール

西山誠人は1977年1月25日生まれで、神奈川県出身の男性キックボクサーです。アクティブJに所属しており、桐蔭学園中学、桐蔭学園高等学校理数科を卒業後、東京大学農学部および同大学院農学生命科学研究科の修士課程を修了しました。その後、味の素株式会社での職務も持ちながら、プロの格闘家としてのキャリアを積んでいます。彼は元WFCAタイボクシング世界ライト級王者として称賛されています。

来歴

西山は高校時代にキックボクシングを始め、その後も学業を続けながら格闘技の世界へ進出しました。1997年3月には大学在学中にプロデビューを果たし、同じ東京大学の格闘家として修斗に取り組む巽宇宙と並んで注目を浴びました。

2000年7月31日、初代J-NETWORKライト級王座決定戦に登場し、五十嵐ヨシユキを相手に3-0の判定勝ちを収めることで、ライト級のタイトルを獲得しました。また、同年10月17日には「切り裂き魔」として知られるカチャスック・ジャンボジムとの対戦でTKO勝ちを収め、強さを印象付けました。

しかし、2001年2月26日には井上哲との対戦で初黒星を迎え、カットによるTKO負けを喫しましたが、彼はこの逆境を乗り越え、2001年4月には味の素株式会社に入社しました。

その後の戦績も順調で、2003年には金沢久幸にTKO勝ちを収め、さらに2005年9月21日、WFCAタイボクシング世界ライト級王座決定戦ではカリム・エル・オスロウティを相手に膝蹴りでKO勝ちを収め、再びタイトルを手に入れました。

2007年6月3日には、WFCAタイボクシング世界ライト級タイトルマッチで梶原龍児に判定負けし、王座から陥落しましたが、その後の2009年にはM-1スーパーライト級王座決定戦で菅原勇介を相手にTKO勝ちを収め、新たなタイトルを獲得しました。

2010年にはK-1にも挑戦し、複数のリングでの戦闘を重ね、特に大石駿介との試合では魅力的なKO勝ちを収めました。2013年1月13日、Krush Grand Prix 2013で野杁正明と対戦し、KO負けを喫した試合をもって自身のキャリアを終了する決断を下しました。非常に多忙なスケジュールの中、プロとしての継続的な試合出場が困難になったことがその理由です。

2014年5月6日に、増田博正とのエキシビジョンマッチを最後に現役を引退しました。彼の戦績は、数多くのタイトルと共に多くのファンに強い印象を残しています。

獲得したタイトル

• - 初代J-NETWORKライト級王座
• - WFCAタイボクシング世界ライト級王座
• - M-1スーパーライト級王座

西山誠人の活躍は、日本のキックボクシング界において重要な位置を占めており、今後も彼の影響力は続くことでしょう。

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