松永拓朗

松永拓朗：才能溢れる若き司令塔

1998年8月13日生まれ、大阪府出身の松永拓朗選手は、ジャパンラグビーリーグワンに所属する東芝ブレイブルーパス東京で活躍するラグビーユニオン選手です。

持ち前の俊足と正確なキックを武器に、[スタンドオフ]とフルバック(FB)の両ポジションを高いレベルでこなすマルチな才能の持ち主。172cm、81kgの恵まれた体格も彼の強みとなっています。

彼のラグビー人生は、大阪産業大学附属高校から天理大学へと続きます。大学時代には関西学生代表にも選出され、その実力をいかんなく発揮。チームの中心選手として活躍しました。

2021年、天理大学卒業後、東芝ブレイブルーパス(現・東芝ブレイブルーパス東京)へ入団。同年4月4日、Honda HEAT戦でトップリーグ公式戦に初出場を果たします。当初はスタンドオフとして登録されていましたが、2022年シーズンからはフルバックとして多くの試合に先発出場。その卓越した能力でチームに貢献し続けています。

そして2024年、日本代表に初選出。10月26日に行われたリポビタンDチャレンジカップ2024ニュージーランド代表戦で後半から出場し、日本代表として国際舞台にデビューを飾りました。続く11月16日ウルグアイ戦では、スタンドオフとして初先発を果たし、存在感を示しました。2024年11月24日現在、日本代表キャップ数は4となっています。

弟の貫汰さんもラグビー選手として活躍しており、筑波大学を経て神戸製鋼コベルコスティーラーズに所属しています。兄弟そろってトップレベルの舞台で活躍する姿は、多くのラグビーファンを魅了しています。

高校時代には、現在NTTドコモレッドハリケーンズ大阪に所属する小鍜治悠太選手と同級生だったというエピソードも。切磋琢磨したライバル関係が、それぞれの成長を促したことは想像に難くありません。

松永拓朗選手の今後の活躍から目が離せません。彼の正確なパス、鋭いラン、そして何よりもチームを勝利に導くための献身的なプレーは、日本のラグビー界に新たな風を吹き込むでしょう。

彼の才能と努力、そして周りの支えによって、日本代表として、そして東芝ブレイブルーパス東京の司令塔として、更なる高みを目指し続けることでしょう。今後の活躍に期待が高まります。

もう一度検索