松永栞

松永 栞

松永 栞氏（まつなが しおり）は、1993年3月27日にこの世に生を受けました。福岡県出身の彼女は、女子プロ野球リーグで内野手として活躍した元プロ野球選手です。

アマチュア時代

プロ野球選手となる以前、松永氏はアマチュア球界でその実力を培いました。高校は熊本県にある玉名女子高校に進学し、その後大阪大谷大学へと進みました。これらの学校では、野球ではなくソフトボール部に所属しており、内野手としての基礎技術や戦術理解を深めました。ソフトボールでの経験が、その後のプロ野球でのキャリアに繋がる重要なステップとなりました。

プロ野球キャリア

大学卒業後、松永氏は女子プロ野球への挑戦を決意します。2015年、彼女は兵庫ディオーネに入団し、プロ野球選手としての第一歩を踏み出しました。内野手としてチームに貢献することが期待されましたが、プロ入り1年目のシーズン途中に、所属チームを埼玉アストライアへと移すことになります。この移籍は、彼女のプロキャリアにおける重要な転換点となりました。

埼玉アストライアに移籍後も、松永氏は内野のポジションでチームを支えました。プロ野球選手としての活動期間は、プロ入りした2015年から翌2016年までの短い期間でした。この間、背番号も変遷しており、プロ入り初年度の2015年にはまず背番号「4」を着用していましたが、シーズン途中の移籍に伴い、またはその後、背番号を「10」へと変更し、以降引退までこの番号を背負い続けました。

プロ野球選手としてのキャリアを通じて、松永氏はその守備力や打撃でチームに貢献しようと努めました。具体的な年度別の打撃成績については詳細な記録は示されていませんが、2015年の成績は所属した兵庫ディオーネと埼玉アストライアでの合計として記録されています。

短い期間ではありましたが、女子プロ野球という舞台でプロ選手としてプレーした経験は、彼女にとってかけがえのないものとなったでしょう。2016年シーズン終了をもって、松永栞氏は現役からの引退を発表し、プロ野球選手としてのキャリアに終止符を打ちました。

松永栞氏は、ソフトボールからプロ野球へと活躍の場を移し、短い期間ながらも女子プロ野球リーグで確かな足跡を残した選手として記憶されています。

詳細情報

背番号

4 (2015年)
10 (2015年 - 2016年)

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