松永英也

松永英也：クラシカルとポップスを融合するトロンボーン奏者

松永英也（まつなが ひでや、1977年1月6日 - ）は、兵庫県宝塚市出身のトロンボーン奏者です。東京芸術大学を卒業後、英国王立音楽院へ留学するなど、国内外で研鑽を積みました。現在はテレビ東京ミュージックに所属し、ソロ奏者として独自の音楽活動を展開しています。

師事した音楽家たち

松永は、これまでに呉信一、秋山鴻市、栗田雅勝といった日本のトロンボーン奏者に師事しました。さらに、デニス・ウィック、ダッドリー・ブライト、イアン・バウスフィールドといった海外の著名な奏者からも指導を受けています。これらの経験が、彼の音楽性を豊かにし、独自のスタイルを確立する土台となりました。

音楽性

松永の音楽の特徴は、クラシカルな奏法とポップなサウンドを融合させている点です。伝統的なクラシック音楽の技術をベースにしながらも、親しみやすいポップスの要素を取り入れることで、幅広い層の聴衆にアピールする音楽を目指しています。

代表的な作品

没後100年記念「フランスの至宝エミール・ガレ展」のイメージ曲『flower of fire』や、テレビ東京系の音楽番組『みゅーじん』のテーマ曲を手がけるなど、多岐にわたる分野で活躍しています。これらの楽曲は、彼の音楽性が広く認められている証と言えるでしょう。

受賞歴

第14回日本管打楽器コンクールトロンボーン部門入賞
97年度東京文化会館推薦新人演奏会へ出演
第91回日演連推薦新人演奏会オーディション合格、広島交響楽団とコンチェルトを共演
第26回東京藝術大学室内楽定期演奏会へ出演
優秀な学生によるモーニングコンサートにて、芸大オーケストラとコンチェルト共演
英国王立音楽院にて最高の評価であるディスティンクションを受ける

これらの受賞歴は、彼の卓越した演奏技術と音楽性を証明しています。

ディスコグラフィー

Brilliant Days（2005/2/9、ヤマハミュージックコミュニケーションズ）
stirring echo・・・オムニバス・アルバム （2005/10/5、ヤマハミュージックコミュニケーションズ）
Dreams （2006/6/14、ヤマハミュージックコミュニケーションズ）

これらのアルバムは、彼の音楽の魅力を存分に味わえる作品となっています。

テレビ出演

みゅーじん（テレビ東京系）
* 未来図鑑（BSジャパン）

音楽番組を中心に、メディアにも積極的に出演しています。

プライベート

2007年4月には、フルート奏者の高木綾子と結婚しています。

まとめ

松永英也は、クラシック音楽の深い知識と技術をベースに、ポップスの要素を取り入れた独自の音楽を追求するトロンボーン奏者です。ソロ活動を中心に、作曲やメディア出演など、幅広い分野で活躍しており、今後の活躍が期待されます。

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