松田 岳(まつだ がく)
松田岳は、
1992年11月20日生まれの日本の
俳優で、
兵庫県出身です。現在はブルーシャトルに所属し、舞台やテレビ、
映画で幅広く活動しています。
幼少期からの活動
松田は幼いころから、母の勧めで
劇団ひまわりに入団し、CMへ出演するなど、早くから演技の道を歩み始めました。また、高校の受験を目的に中学3年生からはダンスのレッスンを受けるようになり、ダンスに対する情熱を燃やしました。彼は
兵庫県立宝塚北高等学校の
演劇科を卒業し、さらに大学で舞台芸術を学びます。
松田は2012年に舞台『ミュージカル忍たま乱太郎』の潮江文次郎役で本格的に
俳優デビューを果たしました。同年、
映画『
忍たま乱太郎 夏休み宿題大作戦!の段』でも同じ役を演じました。デビュー後も、舞台『ゼロ』や『ゼロ・ファイター』、さらには『壬生狼』などで主演を務め、その演技力が高く評価されました。
2013年からは、特撮ドラマ『仮面ライダー鎧武/ガイム』でザック/仮面ライダーナックル役としてレギュラー出演し、特にファンの間で注目を集めます。以後、様々なドラマや
映画に出演し、知名度が一気に上昇しました。彼の出世作ともいえるこのシリーズでは、バトルシーンや感情表現の多彩さが光り、多くのファンに支持されました。
プライベートと特技
松田の特技は非常に幅広く、
ジャズダンス、
モダンダンス、クラシックバレエ、日舞、
狂言、さらには
殺陣や
アクションまでこなします。また、
サッカーのスキルも持ち合わせています。自らの性格について「熱くなるとやりすぎる」と語る彼は、演技に対する真剣さも伺わせます。
エピソード
中学時代に恩師から教わったダンスがきっかけとなり、師の名前「くるみ」が『仮面ライダー鎧武/ガイム』のザックのモチーフにもなっています。このようなエピソードからは、彼にとってこの役がいかに特別であるかが感じられます。松田は幼少期から仮面ライダーのシリーズを観ていたため、憧れの作品に自ら出演できたことに感慨深いものがあると語っています。
最近の活動
2023年にはOFFICIAL FANCLUB「garden」を開設し、広がるファン層とコミュニケーションの場を設けました。また、同年6月には一般女性との結婚を報告し、プライベートでも新たな節目を迎えました。
舞台、
映画、テレビのサブカルチャー全般において、松田岳は若手
俳優の中でも際立った存在感を持つ一人です。彼の今後の活躍から目が離せません。