松蔭大学附属松蔭
中学校・高等
学校は、
東京都世田谷区北沢一丁目にキャンパスを構える私立の
学校です。かつては
中学校からの入学も受け入れていましたが、現在は高等
学校からの入学者が中心となる併設型の中高一貫校として運営されています。本校では、高等
学校から入学した生徒と、
中学校から進学した生徒が第1学年から同じクラスで学ぶ独自の体制をとっています。
学校の歴史は古く、その起源は
1941年に設立された松蔭女
学校に遡ります。戦後の教育改革に伴い、1947年には現在の
学校名である松蔭
中学校・高等
学校と改称されました。翌1948年には附属の松蔭幼稚園も開園しています。長らく女子校として歩んできましたが、2005年には
男女共学化を実施し、教育の門戸を広げました。さらに、2008年には高等
学校に専門的な学びを深める外国語コースを新設するなど、教育内容の多様化を図ってきました。そして、2021年
4月1日には、
学校名を現在の「
松蔭大学附属松蔭
中学校」および「
松蔭大学附属松蔭高等
学校」に改めると同時に、
松蔭大学附属松蔭
中学校の生徒募集を停止し、高等
学校を中心とした教育体制へと移行しています。
キャンパスは交通至便な場所に位置しています。小田急線東北沢駅からは徒歩約3分、
京王井の頭線池ノ上駅からも同様に徒歩約3分と、公共交通機関でのアクセスが非常に便利です。また、京王バスの「渋55」系統または「渋65」系統を利用し、「松蔭学園前」バス停で下車することでも来校できます。
本校の制服は、
中学校と高等
学校でデザインに違いが見られます。
中学校の冬服は、男子が
ブレザー、女子も
ブレザーを採用しています。夏服については、男子は
ワイシャツ、女子は
ベストを着用します。一方、高等
学校の冬服は、男子が
ブレザー、女子は
セーラー服または
ブレザーから選択可能です。夏服は、男子が
ワイシャツ、女子は
セーラー服または
ベストが指定されています。
各界で活躍する多くの卒業生を輩出していることも本校の特徴の一つです。著名な出身者としては、以下の方々が挙げられます。
笹るみ子(元女優)
太地喜和子(女優)
丸山由美(元
バレーボール選手)
藤田幸子(
バレーボール、ビーチバレー選手)
熊前知加子(元
バレーボール選手)
華原朋美(
歌手)
*
松井千夏(プロスカッシュ選手)
本校は
松蔭大学を系列校としており、高大連携による学びの機会も提供されています。また、
東京都内の
中学校・高等
学校リストや、戦前の旧制中等教育
学校に関する情報とも関連する歴史を持っています。
学校の詳細については、松蔭学園および
松蔭大学附属松蔭
中学校・高等
学校の公式サイトにて確認することができます。