松藤×甲斐

松藤×甲斐の音楽世界

松藤×甲斐（まつふじかい）は、日本のロックシーンにおいて特筆すべき存在であり、甲斐バンドのメンバーであるドラマーの松藤英男とボーカリストの甲斐よしひろによるユニットです。このユニットは、2003年に初のオリジナルアルバムをリリースし、同年の6月には東京キネマ倶楽部でライヴを成功させました。

ユニットの概要

松藤×甲斐は、松藤英男と甲斐よしひろの二人から成り、音楽スタイルにはそれぞれの個性が色濃く反映されています。松藤はドラマーとしての技術と独特の感性を持ち、甲斐はその豊かな歌声と表現力でファンを魅了します。彼らの音楽は、深いメロディとリズムの中に思いを込めた歌詞が印象的で、聴く人々に強い影響を与えるものとなっています。

アルバム『松藤×甲斐』

このユニットの初アルバム『松藤×甲斐』は、2003年にリリースされました。このアルバムは松藤にとって、1987年の『Plime』以来、実に16年ぶりのフルアルバムとなります。アルバムの中には、彼自身がほぼ全楽曲の作曲・アレンジを手掛け、歌唱も担当している曲が多数収められています。

甲斐はプロデューサーとして参加し、楽曲が持つ潜在能力を引き出す役割を果たしました。さらに、作詞家には江国香織やGussan、m.c.A.T、GAKU-MC、前田たかひろなど、多彩な才能を持つクリエイターが名を連ねています。特に、甲斐バンド時代の名曲のセルフカバーも特徴的で、ファンにとって懐かしい楽曲が新たな形で楽しめます。

収録曲

アルバムには次のような曲が収録されています。

• - あいのもえさし
• - 憧憬Love Dayz
• - かなしみがすきとおるまで
• - きんぽうげ
• - LaLa-LaLa
• - 花、太陽、雨
• - 懐かしい未来
• - -サスライ-
• - ju-ba-ku
• - APRIL SONG（ぬるい時間の河を泳いで）
• - レイニー・ドライヴ（アカペラ・ストーム・バージョン）

また、特典として新星堂で予約をすると3曲入りのTV Mix集（カラオケ・ヴァージョン）が付いてくることも話題を呼びました。

ライヴ映像『東京キネマ倶楽部 LIVE/松藤×甲斐』

このユニットのパフォーマンスを捉えた映像作品『東京キネマ倶楽部 LIVE/松藤×甲斐』は、2005年2月20日に発売され、甲斐のファンクラブ『BEAT VISION』からリリースされています。2003年6月に開催されたライヴの模様が収録され、甲斐バンドの楽曲も演奏されています。これによって、ファンはライブの臨場感を自宅でも楽しむことができます。

映像収録曲

映像作品には以下の曲が収められています。

• - かなしみがすきとおるまで
• - ダイヤル4を廻せ
• - 一日の終り
• - 汽笛の響き
• - バランタインの日々
• - ユエの流れ
• - -サスライ-
• - ビューティフル・エネルギー
• - メガロポリス・ノクターン
• - レイニー・ドライヴ
• - きんぽうげ
• - 花、太陽、雨
• - 憧憬Love Dayz
• - あいのもえさし
• - APRIL SONG（ぬるい時間の河を泳いで）
• - 破れたハートを売り物に
• - 安奈

結論

松藤×甲斐は、リリースやライヴを通じて多くの人々に感動を届けてきました。彼らの音楽は、聴く人の心を打つだけでなく、その独自のスタイルで日本のロックシーンに新たな風を吹き込んでいます。

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