松野 有里巳について
松野有里巳(まつの ありみ)は、日本の
歌手、女優、そしてスポーツインストラクターとして多方面で活躍しているタレントです。
1973年2月13日生まれで、
東京都世田谷区出身。彼女の本名は高橋有里巳で、旧姓は松野です。現在はグローバルプロモーションに所属しており、その幅広い活動で多くのファンに親しまれています。
生い立ちと経歴
有里巳という名は彼女の祖父が考えたもので、「美人になる字画」とされているそうです。
1988年には雑誌「明星ヘアーカタログ」のさわやか賞を受賞。早くからダンスに情熱を持ち、
1989年にはフジテレビのタレント育成講座に応募し、見事合格。これにより、乙女塾1期生として「
パラダイスGoGo!!」でデビューを果たしました。
同じく乙女塾出身の
永作博美や佐藤愛子と共に、
アイドルグループribbonを結成し、多くのヒット曲を生み出しました。グループは1995年に活動を休止しますが、その後有里巳はソロアーティストとしての道を歩み始めました。松野アリミ名義でLes 5-4-3-2-1というユニットに参加し、
舞台などでの活動も行いました。
結婚と活動休止
1998年10月10日には、ミュージシャンでありCM音楽制作者でもある高橋剛と結婚し、しばらくは芸能活動を休止していました。しかし、2006年には
ナイロン100℃の公演「ナイスエイジ」に出演し、8年ぶりに芸能界に復帰。その後も「犬は鎖につなぐべからず」などの
舞台で活躍を続け、2013年現在ではエアロビクスのインストラクターとしても活動しています。
音楽活動
松野有里巳は多くの音楽プロジェクトに参加してきました。1994年には「BY LONG VACATION」や「Season's Groovin'」といったアルバムに関与し、1995年にはLes 5-4-3-2-1の2代目ボーカルとしても活動を開始しました。自身が作詞を手がけた曲も多く、アルバム『PRE-POP』やシングル『真夜中を突っ走れ』など、ジャンルを超えた音楽活動を展開しています。
1996年には、アルバム『12×2』から複数の楽曲をリリースし、さらに2007年にはサリー久保田のプロジェクト「SALLY SOUL STEW」にも参加しています。
主な出演作品
テレビドラマに関しては、「
愛しあってるかい!」や「
世にも奇妙な物語」、さらにはバラエティ番組やCMなど多岐にわたって活躍しています。また、
ナイロン100℃の
舞台では『フリドニア日記#1』や『犬は鎖につなぐべからず』などに出演し、その演技力を高く評価されています。
近年の活動
2014年にはドキュメンタリー形式の特番に出演し、自身のキャリアやこれまでの人生を振り返る機会も持ちました。さらにスポーツインストラクターとしてもテレビや教室で活躍し、多くの人々を指導しています。
まとめ
松野有里巳は、
歌手や女優としてだけでなく、スポーツインストラクションという新たなフィールドでも才能を発揮しています。彼女の多彩なキャリアは、多くの人々に影響を与え続けており、その活動はこれからも注目されることでしょう。