板井駅

板井駅（いたいえき）は、かつて新潟県西蒲原郡黒埼町大字板井（現在の新潟市西区板井）に位置していた、新潟交通電車線の駅でした。

駅の概要

板井駅は、片面ホーム1本の単式ホームを持つ無人駅でした。駅には開放型の待合室が設置されており、利用者はそこで列車を待つことができました。

歴史

板井駅は、新潟交通電車線の前身である新潟電鉄によって1933年（昭和8年）4月1日に開業しました。これは、東関屋駅から白根駅間が開通したのと同時期でした。

1933年（昭和8年）4月1日：新潟電鉄の駅として開業。
1944年（昭和19年）3月20日：新潟交通の発足に伴い、同社の駅となります。
1977年（昭和52年）11月末：乗車券販売委託が解消され、無人駅となります。
1999年（平成11年）4月5日：新潟交通電車線東関屋駅 - 月潟駅間の廃線に伴い、板井駅も廃駅となりました。

廃駅後

廃止後、駅の施設はすべて撤去され、現在はその面影をとどめていません。

隣の駅

新潟交通

電車線

木場駅 - 板井駅 - 七穂駅

参考文献

『日本鉄道旅行地図帳 6号 北信越』 新潮社、2008年、46頁。

関連項目

* 廃駅

もう一度検索