板橋侑我

板橋 侑我（いたばし ゆうが）

板橋侑我は、1996年6月3日に静岡県伊東市で生まれたプロのボートレーサーです。彼の選手番号は4933号で、静岡支部に所属しています。身長169cm、血液型はO型で、同期には宮之原輝紀、栗城匠、新開航、関野文などがいます。師匠は笠原亮です。

来歴

板橋は加藤学園高等学校を卒業後、2016年にボートレーサーの養成所に入所しました。3月18日に開催された第118期修了記念で優勝し、養成所のチャンプとなります。翌日の3月19日には選手登録を果たしました。その後、同年5月20日に行われたボートレース浜名湖での一般戦でデビューしましたが、初戦は2着という結果でした。

初勝利は、2016年7月6日、ボートレース戸田で開催された一般戦において、デビュー初勝利を収めたことです。この勝利は、5号艇6コースからのまくりによるもので、デビューから数ヶ月の間に着実に成長を見せました。12月26日に2017フレッシュルーキーに選出され、翌年も同様に選ばれました。

板橋は2018年1月13日、ボートレース浜名湖での一般戦でデビュー初優出を果たし、11月21日にはボートレース大村での一般戦で初の優勝を遂げました。2019年6月3日、彼の誕生日に同じボートレーサーで、先輩にあたる勝又桜と結婚したことを発表しました。

G1競走にも挑戦し、2019年9月18日にはボートレース三国で初のG1レースに出場。6コースからの抜きで勝利を収め、G1初勝利を飾りました。2020年8月には、第一子が誕生したことを自身のInstagramで報告しました。

2021年には、G1「開設68周年記念 浜名湖賞」で優勝戦に進出し、1号艇から逃げ切り勝ちを収めました。この勝利はG1での初となる優勝でした。また、2022年3月にはSG「第57回ボートレースクラシック」に出場し、1号艇からの逃げで勝利を手にしました。これにより、SG初勝利を果たし、更なる飛躍を見せました。

人物・エピソード

板橋は元々サッカー選手で、ゴールキーパーを務めていましたが、体格の問題で挫折し、高校1年でサッカーを退部。その後、遊び歩く生活を送りましたが、高校3年生の時に危機感を抱き、父親の勧めでボートレーサーの道を選びました。デビュー後、ストレッチ中にヘルニアを患い、一時は引退も考えましたが、先輩選手の勧めで通った整体院で回復し、競技を続けることができました。

板橋侑我は、出走回数1611回で1着311回、優出29回、優勝3回を記録しています。SG出走回数は9回で、G1優勝1回を達成。これまでに生涯獲得賞金はおよそ150,777,240円に達しています。彼の戦績は、通算勝率5.71、2連対率38.05、3連対率54.19と素晴らしい数字を残しています。

板橋侑我の今後の活躍にも期待が寄せられています。

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