板橋区立グリーンホール

板橋区立グリーンホールについて

東京都板橋区栄町に位置する「板橋区立グリーンホール」は、地域の文化活動やイベントの拠点となる複合施設です。2004年に改修工事を経て現在の名称に変更される以前は、「板橋産業文化会館」または「板橋産文ホール」として知られていました。

施設構成

この施設は、主に西側の2階建てにイベントホール、そして東側には7階建ての区の行政施設が配置されています。具体的な施設の内容は以下の通りです：

• - 1階ホール: 300席
• - 2階ホール: 250席
• - 複数の会議室（第101、第501-503、第601、第701-703会議室）

飲食やマイクの使用が可能な部屋は、1階ホール、2階ホール、601会議室の3つのみとなっており、用途に応じた使い分けが可能です。なお、以前は1969年の開館から1972年まで郷土資料室が設置されていた他、板橋区史編さん調査会があった時期もありました。

アクセス

アクセスは非常に便利で、都営三田線の「板橋区役所前駅」から徒歩約5分、東武東上線の「大山駅」からも同様に徒歩約5分という立地の良さがあります。これにより、さまざまなイベントにフットワーク軽く参加できる環境が整っています。

イベントホールとプロレス

このグリーンホールは、特に格闘技やプロレスイベントの開催に適した場所として知られています。都心に近く、会場使用料が比較的手頃であるため、インディー系のプロレス団体によく利用されています。特に「NEO女子プロレス」は早期からこのホールを本拠地としており、解散後もその後継団体である「ワールド女子プロレス・ディアナ」が2012年から大会を開催しています。

さらに「いたばしプロレスリング」は、2014年の旗揚げ以来、毎年このホールを利用して観戦料を徴収する興行を行うようになり、2021年には10回の大会を行いました。なお、会場ではカーペットを敷いているため、紙テープや紙吹雪の使用は禁止されていますが、横断幕の掲示は許可されています。

プロレスの興行は主に2階ホールで行われます。ただし、埼玉プロレスなど、一部の団体ではリングを使わずマットを用いた興行を1階ホールで行うこともあり、この場合は周囲に観客用の椅子が並べられる形式を取ります。

このように、「板橋区立グリーンホール」は地域文化の発信地としての役割を持ち、さまざまなイベントが日々開催されています。自らのエンターテインメントの幅を広げる場として、地域住民に親しまれている施設です。

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