林伸伍

林 伸伍(はやし しんご)



林伸伍(1985年1月25日 - )は、日本の馬術選手です。アイリッシュアラン乗馬学校に所属し、馬場馬術を専門としています。北海道出身。

略歴



北海道札幌市で生まれた林は、伯母がほくせい乗馬クラブに勤務していた影響で、3歳から乗馬を始めました。幼少期から馬に親しみ、その才能を開花させていきます。

明治大学馬術部では、馬場馬術、障害馬術総合馬術の3種目に挑戦し、幅広い経験を積みました。大学2年時には、全日本ジュニア馬場馬術大会のヤングライダー選手権で優勝。4年生の2006年にも同選手権を制覇し、以後、馬場馬術を専門とすることを決意します。

大学卒業後は、単身でドイツに渡り、本場ヨーロッパの馬場馬術を学びました。帰国後、東京乗馬倶楽部を経て、現在はアイリッシュアラン乗馬学校に所属しています。

2010年の広州アジア大会では、日本人最高の個人5位入賞を果たしました。2014年の仁川アジア大会では、団体銀メダルを獲得に貢献。2018年の世界選手権では、日本人最高の46位という成績を収めました。

国内においては、2014年、2016年、2018年の全日本馬場馬術選手権を制覇し、国内トップレベルの選手としての地位を確立しています。2017年12月のCDI3 Gotembaでは、オリンピック出場経験を持つエクゥィスクリアウォーターとのコンビで、グランプリ自由演技において74.875%という高得点を記録しました。

2020年東京オリンピックでは、馬場馬術に出場。E組8位で決勝進出はなりませんでしたが、その実力を世界に示しました。

主な成績



オリンピック競技大会



2021年東京( 日本)
馬場馬術 個人48位(スコラリ4)
馬場馬術 団体14位(スコラリ4)

世界馬術選手権



2018年トライオン( アメリカ合衆国
馬場馬術 個人46位(エクゥィスクリアウォーター)
馬場馬術 団体14位(エクゥィスクリアウォーター)
2022年ヘアニング( デンマーク
馬場馬術 個人65位(スコラリ4)
馬場馬術 団体15位(スコラリ4)

アジア競技大会



2010年広州( 中国)
馬場馬術 個人5位(オルガ)
馬場馬術 団体4位(オルガ)
2014年仁川( 韓国)
馬場馬術 個人16位(ヴェラヌス)
馬場馬術 団体2位(ヴェラヌス)

世界学生馬術選手権



2004年東京( 日本)
団体総合 優勝
障害馬術 個人3位
総合馬術 個人3位
2006年ラ・ロシェルフランス
団体総合 3位
馬場馬術 個人3位


外部リンク



Shingo HAYASHI(国際馬術連盟)
国際競技会成績(国際馬術連盟)
国内競技会成績(日本馬術連盟)
* 林 伸伍 Shingo Hayashi (@hayashingo0125) - Instagram

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