林弘樹

林弘樹

林弘樹（はやし ひろき、1974年 - ）は、日本の映画監督、図書館プロデューサー、そして全国公民館応援団長として多岐にわたる分野で活躍する人物です。

人物・来歴

1974年、埼玉県大宮市（現在のさいたま市）に生まれました。獨協大学外国語学部英語学科を卒業後、映画監督の道を志します。

映画に興味を持つきっかけとなったのは、中学生の時に観た『ニュー・シネマ・パラダイス』でした。その感動が原動力となり、黒沢清、和田誠、北野武といった名だたる監督たちの下で助監督として経験を積みました。

2003年、28歳の時に映画会社Fire Worksを設立し、日本を元気にする映画を製作するため、監督デビュー作となる『らくだ銀座』を制作。この作品は全国巡回型ロードショーとして上映されただけでなく、東京国際映画祭やカイロ国際映画祭といった国際映画製作者連盟公認のA級世界十大映画祭にも招待され、高い評価を受けました。

その後も、西条市合併記念映画『恋まち物語』をはじめ、地域に密着した映画製作を積極的に行い、数十万人もの人々を巻き込みました。これらの活動が評価され、日経地域情報化大賞2005MJ賞を受賞しています。

近年では、企業や自治体、さらには図書館や医療業界のブランディング戦略プロデュースにも携わっており、要望に応じた講演会や映画ワークショップなども開催しています。

地域活性化への貢献が認められ、2010年には地域づくり総務大臣賞団体賞を受賞。経済産業省のキーパーソン研究会委員や内閣府の地域活性化伝道師にも任命されています。

映画『人生ごっこ!?』は、ミンスク国際映画祭コンペ部門で映画記者審査員特別賞を受賞した他、KINOTAYO映画祭 in Paris、上海国際映画祭パノラマ部門にもノミネートされました。

2011年夏には、映画『ふるさとがえり』が公開され、全都道府県で1300回以上の上映を記録し、各地域でロングラン上映が続いています（2017年時点）。

アジア・太平洋地域をつなぐ映画『空飛ぶ金魚と世界のひみつ』（2013年）は、全国の劇場で公開されただけでなく、世界30か国以上で上映されました。

最新作である映画『惑う After the Rain』は、ロサンゼルス多文化国際映画祭で最高作品賞を受賞しています。

2017年10月からは、文化庁新進芸術家派遣制度により、ヴェネツィア大学Ca' Foscari University of Veniceの映画学マスターコースで指導・研究を行っています。この制度を利用してイタリア研修に行く映画監督は、増村保造以来65年ぶりとなります。

主な作品

らくだ銀座（2003年）
おおうそ月のかかし（2004年）
恋まち物語（2005年）
人生ごっこ!?（2006年）
たとえ夜は長くても（2005年）
夏のゆずり葉（2006年）
Cradle［クレイドル］ -眠れぬ夜の子守唄-（2007年）
優しい眠りの物語（2009年）
優しい眠りの物語2（2010年）
白熱実況　アレルギーストーリー（2011年）
ふるさとがえり-Going home-（2011年）
空飛ぶ金魚と世界のひみつ（2013年）
懐かしき未来への旅（2015年）
太陽は胸の中に（2016年）
惑う〜After the Rain〜（2017年）

外部リンク

ものがたり法人FireWorks
FireWorks webマガジン
林弘樹クリエイターズインタビュー
日経地域情報化大賞の受賞説明
内閣府地域活性化伝道師'>内閣府地域活性化伝道師
ニュー・ハヤシネマ・パラダイス
映画「らくだ銀座」公式サイト
人生ごっこ!?」公式サイト'>映画「人生ごっこ!?」公式サイト
映画「ふるさとがえり」公式サイト
映画「ふるさとがえり」・えなここプロジェクトサイト
映画「空飛ぶ金魚と世界のひみつ」公式サイト
映画「惑う After the Rain」公式サイト
林弘樹の映画道
侍stars公式サイト
懐かしき未来への旅
Soul Jouney Nanto English Dub
太陽は胸の中に

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