林承飛

林承飛（リン・チェンフェイ） - プロ野球選手

基本情報

林承飛（リン・チェンフェイ、1997年4月8日生まれ）は、台湾の台東県に生まれたプロ野球選手です。現在はCPBL（中華職業棒球大聯盟）の楽天モンキーズに所属しています。投打は右投右打で、ニックネームは「阿飛（アーフェイ）」です。

経歴

プロ入り前

林承飛は2015年のドラフトでLamigoモンキーズから2位指名を受け、契約金400万台湾元（プラスインセンティブボーナス30万台湾元）でプロ入りしました。

Lamigo・楽天時代

プロデビューは2015年10月7日で、中信兄弟戦に出場しました。デビューからわずか3日後には初安打を、さらに2日後の統一ライオンズ戦ではプロ初本塁打を記録し、CPBL史上最年少の本塁打記録を樹立しました（当時18歳と187日）。

2016年には大きな飛躍を遂げ、ベストナインの称号を手に入れました。オフには192万台湾元で契約を更新しました。2017年には、ワールド・ベースボール・クラシックの壮行試合にCPBL選抜として出場し、シーズン中の台湾シリーズでもチームに貢献し、優秀選手に選ばれました。この年には、廖健富の怪我によりチャイニーズタイペイ代表にも選出されました。

2019年には初めての2桁本塁打を達成し、再びベストナインに選出されます。2020年には開幕から好調でしたが、統一ライオンズ戦での負傷により5週間の離脱を余儀なくされました。それにもかかわらず、77試合に出場し、チームに貢献しました。

2021年3月には月間打率.375、9打点を記録し、自身初の月間MVPを獲得。特に味全ドラゴンズ戦でのサヨナラ打は注目を集めました。

詳細情報

賞と記録

• - ベストナイン：2回（2016年・2019年、遊撃手部門）
• - 月間MVP：1回（2021年3月）
• - 台湾シリーズ優秀選手：1回（2017年）
• - オールスターゲーム出場：1回（2018年）
• - 背番号：6（2015年から現在）

代表歴

• - 2017年アジアプロ野球チャンピオンシップ チャイニーズタイペイ代表

林承飛選手は、若手選手として台頭し続けている存在であり、今後のさらなる成長が期待されます。彼のプレースタイルや成績は、多くのファンを魅了してやみません。日本や海外のリーグでも、その才能を発揮する日が来るかもしれません。

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