林正浩

林 正浩（はやし まさひろ）

林正浩氏は1956年3月26日生まれで、東京都大田区出身の元TBSアナウンサーです。2016年4月1日からはフリーアナウンサーとしてTBSスパークルに所属し、スポーツ実況を中心に幅広く活動しています。

学生時代と放送への道

彼の学生時代は野球に明け暮れていました。桜美林高校の野球部に所属し、1973年には第45回選抜高等学校[[野球大会]]に出場。高校卒業後、立教大学に進学し、野球部に参加しましたが、肩の故障により選手としての道を断念しました。この時、母校である桜美林高校の取材を通してNHK関係者と知り合い、放送に興味を持ち始めます。彼は放送研究会で活動し、スポーツアナウンサーを目指す決心をしました。

TBSアナウンサーとしてのキャリア

1979年にTBSのアナウンサー18期生として入社。入社同期にはスポーツアナウンサーとして知られる中村秀昭氏がいます。TBSでは、野球やラグビー、陸上競技、ゴルフなどのスポーツ中継を担当し、『JNNスポーツデスク』などのスポーツニュース番組でもその技術を発揮しました。また、オリンピックや世界陸上、ワールド・ベースボール・クラシックの実況を行うチャンスも得られ、国際的な舞台での経験は彼の名声を高めました。

2013年には編成局アナウンス部の担当局次長に就任しましたが、スポーツアナウンサーとして採用されたため、テレビニュースを担当する経験は限られていました。2016年の誕生日を迎えたことを機に、彼はTBSを退職。退職前日には横浜DeNAと巨人との試合中継を実況し、TBSのアナウンサーとしてのキャリアを締めくくりました。

フリーアナウンサーとしての活動

TBS退職後は、TBSスパークルでフリーアナウンサーとして活動を続け、様々なメディアでスポーツ中継を担当しています。具体的には、WOWOW、J SPORTS、DAZN、SHOWROOMなど、多岐にわたるチャンネルで実況を行っています。また、高校野球やオリンピックなどの特別中継でもその存在感を示しています。

現在の主な担当番組には、WOWOWのゴルフ中継、J SPORTSのゴルフ中継、BS松竹東急のNPB中継、DAZNでのMLBやラグビーといった多様なスポーツが含まれます。特に、野球では横浜DeNAベイスターズの主催試合の実況を行い、ファンからの支持も厚いと言われています。

経歴のまとめ

林正浩氏の経歴は、学生時代のスポーツ活動から始まり、入社後は多くの国際的なスポーツイベントを実況することで名を成しました。フリーになった後も、彼はスポーツ界での豊富な経験を生かし、様々なプラットフォームで新しい挑戦を続けています。彼の実況は幅広い視聴者に親しまれており、スポーツファンにとって欠かせない存在であり続けるでしょう。

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