柏市消防局

柏市消防局について

柏市消防局は、千葉県柏市全域を管轄する消防機関です。市民の安全と安心を守るため、火災予防、消火活動、救急業務など、幅広い活動を行っています。

沿革

柏市消防局は、1958年2月に柏市消防本部として設置されました。同年7月には消防庁舎を移転新設し、柏市消防署を設置、消防業務を開始しました。その後の主な沿革は以下の通りです。

1959年8月：救急自動車を配備し、救急業務を開始。
1962年1月：第1出張所を設置。
1962年3月：消防本部庁舎を新築。
1965年11月：屈折はしご付消防自動車を配備。
1966年12月：第2出張所を設置。
1967年12月：第3出張所を設置。
1968年12月：化学消防自動車を配備。
1969年7月：消防本部に課制を導入。
1971年3月：第4出張所を設置。
1973年3月：救助工作車を配備。
1973年5月：各出張所を分署に改称（旭町、増尾、根戸、大室）。
1973年11月：40メートル級はしご付消防自動車を配備。
1974年10月：東葛飾郡沼南町が救急業務を開始。
1975年5月：沼南町が消防業務を開始。
1976年9月：消防艇を配備。
1978年4月：柏市消防音楽隊が発足。
1979年9月：西部消防署を設置し、2署体制に。柏市消防署を東部消防署に改称。
1980年2月：高発泡車を配備。
1980年4月：沼南町が消防本部・消防署を設置。24メートル級はしご付き消防自動車を配備。
1981年11月：沼南町が化学消防自動車を配備。
1984年9月：光ケ丘分署を設置。
1986年4月：高柳分署を設置。
1990年12月：西原分署を設置。
1991年4月：旭町分署が旭町消防署に昇格し、3署体制となる。
1994年2月：高規格救急自動車を配備。
1995年4月：増尾分署が移転新築し、逆井分署に改称。
1997年4月：消防指令センターを新設。
2004年10月：新潟県中越地震に緊急消防援助隊を派遣。
2005年3月：沼南町の編入に伴い、沼南町消防本部を柏市消防本部に統合。沼南町消防署は沼南消防署となる。
2008年4月：柏市消防本部を柏市消防局に改称。
2009年6月：根戸分署が移転新築し、富勢分署に改称。
2010年2月：高度救助隊（KART）を発足し、西部消防署に配属。消防指令センターに高機能消防通信指令システムを導入し、我孫子市と共同運用を開始。
2011年3月：東日本大震災に緊急消防援助隊を派遣。
2015年9月：平成27年9月関東・東北豪雨災害に緊急消防援助隊を派遣。
2021年2月：千葉北西部消防指令センターに通信指令業務を委託。

これらの歴史を通じて、柏市消防局は、常に最新の技術と設備を導入し、市民の安全を守り続けています。

組織

柏市消防局は、以下の組織で構成されています。

本部
総務課
企画統制課
予防課（査察調査室）
警防課（安全管理室、指令センター）
救急課
消防署

消防・救助車両等

柏市消防局は、多様な災害に対応するため、多数の消防車両や救助資機材を保有しています。

消防ポンプ自動車：7
水槽付消防ポンプ自動車：7
化学消防自動車：2
はしご付消防自動車：3
屈折はしご付消防ポンプ自動車:1
小型動力ポンプ付水槽車：1
救助工作車：3
排煙高発泡車：1
空気充填車：1
高規格救急自動車：13
指揮車：6
火災原因調査車：1
支援車：1
広報車：24
軽可搬ポンプ付積載車：1
燃料補給車：1
地震体験車：1
資材搬送車：2
人員輸送車：1
バス：1
ボートトレーラ：5
消防団車両:44
非常用
水槽付消防ポンプ自動車:1
消防ポンプ自動車:1
高規格救急車:4

消防署

柏市消防局には、複数の消防署が設置されており、市内各地域での消防活動を展開しています。

脚注

[柏市消防年報 平成20年刊行（柏市消防局）]

[令和4年刊行柏市消防年報]

関連項目

さかサイ君：市内にある逆井商店会のキャラクターで、2014年より消防局キャラクターを兼務しています。

外部リンク

柏市消防局
* 柏市消防局 (@kashiwa_shobo) - X（旧Twitter）


柏市消防局は、市民の生命、身体、財産を保護するため、24時間体制で活動しています。今後も、より高度な消防活動を展開し、安全・安心な街づくりに貢献していきます。

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