柏神社

柏神社について

柏神社は、千葉県柏市柏三丁目に鎮座する神社です。この神社は、もともと別々に存在していた羽黒神社と八坂神社が合祀されたもので、地元では古くから「天王様」として親しまれてきました。旧社格は村社です。

祭神

柏神社では、以下の神々が祀られています。

羽黒神社

月読命（つくよみのみこと）
大山祇命（おおやまつみのみこと）
大己貴命（おおなむちのみこと）
少彦名命（すくなひこなのみこと）
伊氐波神（いでわのかみ）
稲倉魂命（うがのみたまのみこと）

八坂神社

素戔嗚尊（すさのおのみこと）
稲田姫命（いなだひめのみこと）

これらの神々は、それぞれが重要な役割を持ち、柏神社を訪れる人々に様々なご利益をもたらすとされています。

由緒

柏神社の歴史は、江戸時代初期にまで遡ります。

八坂神社：1661年（寛文元年）頃、京都市東山区祇園町の八坂神社から勧請され、この地に鎮座しました。
羽黒神社：1660年（万治3年）頃、山形県出羽三山の羽黒神社から柏の羽黒台（現在の柏神社の近隣）に迎えられたと伝えられています。

その後、1888年（明治21年）に羽黒神社が現在の柏神社の境内に遷宮され、1907年（明治40年）には羽黒神社が八坂神社に合祀されました。そして、1974年（昭和49年）に社殿が改築された際、「柏神社」と名称を改めました。しかし、宗教法人名としては現在も「羽黒神社」が用いられています。現在の宮司は友野俊政氏です。

境内

柏神社の境内には、以下の施設や特徴的なものがあります。

拝殿：参拝者が神に祈りを捧げる場所です。
神楽殿：祭事の際に神楽が奉納される建物です。
社務所：神社の事務を行う場所です。
樹齢300年を超える銀杏の巨木：境内にそびえ立つこの巨木は、神社の歴史を見守り続けています。

祭事

柏神社では、年間を通して様々な祭事が行われます。

節分祭：毎年2月3日に行われる節分の祭りです。
落語寄席公演：定期的に落語の公演も開催され、地域の人々に親しまれています。

アクセス

柏神社へのアクセスは非常に便利です。

* JR東日本・東武鉄道柏駅より徒歩5分。

駅からのアクセスも良く、多くの人が訪れやすい場所に位置しています。

柏神社は、その長い歴史と美しい自然に囲まれた、地域の人々にとって心の拠り所となる場所です。訪れる際には、この場所の持つ静かで神聖な雰囲気をぜひ感じてみてください。

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