柏農高校前駅

柏農高校前駅は、青森県平川市にある弘南鉄道弘南線の駅の一つです。駅番号はKK07で、弘南線の駅として地域住民や学生に利用されています。この駅は、青森県立柏木農業高等学校が旧平賀町中心部から移転したことに伴い、1980年（昭和55年）6月23日に開業しました。

駅構造は、単式ホーム1面1線を有する地上駅です。通常は終日無人駅として運営されていますが、ホーム上には乗車券発売所が設置されています。これは、かつては駅員が配置されていた名残かもしれません。駅舎の待合室は、高校生や沿線住民によって赤色に塗装されており、その壁面には岩木山の絵が描かれています。この装飾は、駅を利用する人々にとって心温まる風景となっており、地域のシンボルとしての役割も担っています。

駅周辺には、青森県立柏木農業高等学校があり、駅名の由来ともなっています。また、平川市循環バスの「柏農高校前」停留所も近くに位置しており、公共交通機関の接続点としての機能も果たしています。循環バスは、新屋・尾崎線が乗り入れており、地域住民の移動手段として重要な役割を担っています。

弘南鉄道弘南線における柏農高校前駅の隣の駅は、弘前方から見て平賀駅、そして津軽尾上駅となっています。平賀駅の駅番号はKK06、津軽尾上駅の駅番号はKK08です。

柏農高校前駅は、地域住民や学生にとって欠かせない存在であり、その赤い待合室と岩木山の絵は、利用者に安らぎと温かさを提供しています。無人駅ではありますが、地域の人々によって大切に維持されており、弘南鉄道弘南線の魅力を高める一要素となっています。駅を訪れる際には、ぜひこの風景にも注目してみてください。

関連情報として、日本の鉄道駅一覧も参考になります。また、弘南鉄道の公式サイトでは、柏農高校前駅の情報が掲載されていますので、そちらもご確認ください。

* [弘南鉄道]]：[柏農高校前駅

柏農高校前駅は、地域の足として、また心のよりどころとして、これからも人々に愛され続けるでしょう。

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