柳川大晟

柳川大晟選手のプロフィール

柳川大晟（やながわ たいせい、2003年8月21日生まれ）は、大分県速見郡日出町を出身地とするプロ野球選手です。投手として右投げ右打ちのスタイルで、現在は北海道日本ハムファイターズに所属しています。

経歴

プロ入り前

幼稚園の時にテレビ観戦した甲子園の試合で今宮健太選手のプレーに憧れ、野球に興味を持つようになりました。日出町立川崎小学校の2年生から本格的に野球を始め、日出町立日出中学校では日出ボーイズに所属して成長します。続いて九州国際大学付属高等学校に進学し、1年生からベンチ入りを果たし、2年生ではエースとしてチームを牽引しました。2021年のプロ野球ドラフトでは北海道日本ハムファイターズから育成選手として3位指名され入団する運びとなりました。

日本ハム時代

プロ入りした2022年には、前年の右肘手術の影響からシーズンを苦しむものの、9月11日の東北楽天ゴールデンイーグルス戦で二軍戦初登板を果たします。この試合では1イニングを投げ、被安打1、与四球2、失点は1という結果でした。その後のシーズンでの登板も限られたものとなり、最終的に二軍戦での登板はわずか3試合にとどまりました。

充実したトレーニングを続けた2023年は、特に下半身に重点を置いたトレーニングを行い筋量をアップさせました。4月からは二軍戦に本格的に登板し、7月10日には楽天戦で自身の最速を更新し154km/hを計測、さらに初セーブも挙げるなど活躍しました。この年の成績は、二軍で13試合に登板し、1勝0敗1セーブ、防御率は1.72を記録しました。また、オフシーズンにはフェニックス・リーグでの登板でも154km/hをマークし、GMの稲葉篤紀からも将来への期待を寄せられました。

2024年5月10日には支配下契約を発表され、背番号は95、年俸は540万円とされました。そして同年8月7日の楽天戦では、9回裏の場面で登板し見事プロ入り初セーブを記録しました。

選手としての特徴

柳川選手はそのストレートの最速が157km/hという速さを誇り、変化球としてスライダー、カットボール、フォークボール、さらにチェンジアップを有しています。これらの多様な球種を駆使して、打者との勝負を挑んでいます。

プライベート

柳川選手の実家は焼き肉屋であり、勝負メシとして焼き肉を好んでいるとのことです。そのため、プレッシャーのかかる試合前などには焼き肉に元気をもらうのでしょう。

詳細情報

初記録

• - 初登板・初先発登板: 2024年5月26日、対東北楽天ゴールデンイーグルス（楽天モバイルパーク宮城）、3回3失点。
• - 初奪三振: 2024年7月20日、対千葉ロッテマリーンズで角中勝也から奪取。
• - 初セーブ: 2024年8月7日、対東北楽天ゴールデンイーグルスでの試合。

背番号

• - 123（2022年 - 2024年5月9日）
• - 95（2024年5月10日 - 現在）

結論

若い才覚を持つ柳川大晟選手は、今後の活躍が期待されており、北海道日本ハムファイターズの未来を背負う選手として成長を続けています。

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