柳川市消防本部

柳川市消防本部の概要

柳川市消防本部は、福岡県柳川市に位置する消防部門で、管轄区域は市全域に及びます。消防本部の所在地は柳川市本城町4番地2号です。これまでの歴史を経て、地域のニーズに応じたサービスを展開しています。

施設と設備

柳川市消防本部の管内面積は77.15平方キロメートルであり、消防署が1カ所、さらに出張所が1カ所設置されています。以下は、配置されている主要な消防車両や機材の詳細です。

• - 消防ポンプ車: 1台（消防署2、東部1）
• - 水槽付消防ポンプ車: 3台（消防署2、東部1）
• - 救助工作車: 1台
• - 高規格救急車: 4台（消防署3、東部1）
• - 機材搬送車: 1台
• - 指揮車: 1台
• - 災害連絡車: 1台
• - 広報車: 4台（消防本部3、東部1）
• - 庶務車: 2台

柳川市内にはクリークが広がっており、この水源を消防水利として活用し、迅速な消火活動を行うことが可能です。また、筑後地域消防通信指令事務協議会に参加しており、指令業務は久留米市に在る筑後地域消防指令センターから受けています。この体制により、近隣市町村への応援出動も行っています。

沿革

柳川市消防本部の設立は1964年のことで、その後、数回にわたる組織変更を経て、現在の形となりました。以下はその主な歴史的経過です。

• - 1964年（昭和39年）12月: 柳川市消防本部が設置される。
• - 1965年（昭和40年）3月: 柳川市消防署が設置される。
• - 1968年（昭和43年）4月: 柳川市と周辺の三橋町、大和町を統合し、消防厚生事業組合を設立。
• - 1969年（昭和44年）9月: 大和町分遣所が設置される。
• - 1971年（昭和46年）3月: 三橋町分遣所が設置される。
• - 2005年3月: 合併により消防厚生事業組合を解散し、本部に戻る。
• - 2006年（平成18年）4月: 分遣所を廃止し、東部出張所を設置。
• - 2016年（平成28年）4月: 筑後地域消防指令センターが稼働し、通信指令業務を移管。

組織構成

現行の組織は、本部において総務課、警防課、予防課、東部出張所が設けられています。消防署の中では中隊長や警防課長、東部出張所長がそれぞれの役割を担っています。これにより、地域の安全を守るための消防活動が効果的に行われています。

地域住民の安全と安心を確保するための重要な役割を果たしている柳川市消防本部。今後も地域の特性を活かし、さらなるサービスの向上に努めていくことが期待されます。

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