柳川雅樹

柳川雅樹の経歴と活動

柳川雅樹（やながわ まさき）は、1987年5月1日生まれで、兵庫県三田市出身の元サッカー選手及び指導者です。ディフェンダーとして活躍した彼は、長いサッカー人生を通じて、様々なチームと国家代表でプレーし、その後指導者としても成功を収めています。

選手キャリアの始まり

柳川は三田市内の弥生FCでサッカーを始め、その後ヴィッセル神戸のジュニアユースとユースに進みます。ユース1、2年時にはフォワードとして試合に出ることもありましたが、決してレギュラーとは言えませんでした。しかし、3年目に木山隆之監督が就任すると、センターバックとしての地位を確立し、レギュラーとしての道を歩むことになります。ユースでの活躍が認められ、Jサテライトリーグでのプレーを経て、トップチームへの昇格を勝ち取りました。

代表歴と国際経験

柳川は、Jユースサハラカップ2005での活躍を通じてU-19日本代表に初招集されました。特に2006年のAFCユース選手権や2007年のFIFA U-20ワールドカップに出場し、多くの若手選手と共に新たな挑戦をしました。特に同じ出身地の香川真司との関係はユース合宿中に深まったエピソードとして知られています。

プロとしての成長

2006年にヴィッセル神戸のトップチームに昇格後、柳川はスチュワート・バクスター監督のもとで、開幕からスタメン入りを果たし、プロ選手としてのキャリアをスタートさせました。彼はその後、各クラブでポジションを転々としながらも、特に神戸でのプレーが多かったです。2010年から2011年にはヴァンフォーレ甲府とザスパ草津に期限付き移籍し、その後栃木SCやガイナーレ鳥取といった他のチームでもプレーしました。

海外での挑戦と引退

2015年からはフィリピンに渡り、グローバルFCとJPVマリキナFCでプレーしました。特にマリキナFCではキャプテン兼コーチとしてチームを牽引し、その活躍が評価されました。しかし、怪我のため2018年に現役を引退し、その後は選手のマネジメント会社を設立しました。

指導者としてのキャリア

引退後は、まず甲南大学サッカー部の監督となり、自らの経験を活かしてチームの改革を行い、1部昇格を達成しました。また、全国大会でも関西代表としての地位を確立しました。2023年にはジェイリースFCの監督に就任し、さらなる指導者としてのキャリアを積んでいます。

総括

柳川雅樹は、サッカー選手としての豊富な経験を経て、その知識と技術を後進の指導に活かす道を選びました。彼のキャリアは、選手としての成功だけでなく、指導者としても卓越した手腕を発揮しており、これからの活動にも大いに期待が寄せられています。

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