柳楽優弥

柳楽 優弥 - 日本の俳優

プロフィール

柳楽優弥（やぎら ゆうや、生年月日: 1990年3月26日）は、日本の俳優であり、東大和市出身です。彼はスターダストプロモーション制作3部に所属しており、妻は女優の豊田エリーです。

経歴

柳楽の芸能界への道は、友人の出演していたドラマを見たことから始まりました。「周囲を笑わせたい」という思いを持つ彼は、母親に相談し、スターダストプロモーションに応募。初のオーディション映画『誰も知らない』で監督の是枝裕和に見いだされ主役に抜擢された。彼は、2004年にカンヌ国際[[映画祭]]に出品されたこの映画で、14歳という若さで史上最年少の男優賞を獲得。この受賞により、彼の名は広まり、同年には文部科学大臣表彰やTIME誌の「2004 Asia's Heroes」選出などもありました。

その後、2007年から声優デビューも果たし、アニメ映画『ジーニアス・パーティ』の「BABY BLUE」で初めて声を当てました。しかし、2008年には体調不良のため、活動を減らすことに。自宅で安定剤の過剰摂取により一度入院したものの、自殺未遂ではなかったと後に発表しました。この時期に彼の著書『止まない雨』を発表し、2010年には映画『すべては海になる』で俳優としての復帰を果たしました。

柳楽は2012年に蜷川幸雄演出の舞台『海辺のカフカ』で舞台デビューを果たし、その後も様々な作品に出演しています。2014年には連続ドラマ『アオイホノオ』で初主演を果たし、映画『合葬』や『ディストラクション・ベイビーズ』での活動も評価されています。特に『ディストラクション・ベイビーズ』では、第90回キネマ旬報の主演男優賞を受賞しています。2022年には映画『さかなのこ』に出演し、2024年には『夏目アラタの結婚』が公開予定です。

プライベート

柳楽は妹がいる家庭で育ち、普段は非常に話好きですが、バラエティ番組などでは緊張するため、寡黙な印象を与えることがあります。彼は中居正広のようなMCを将来的に目指したいとも語っています。趣味は武道や茶道、乗馬であり、中学生の時はサッカー部に所属、高校時代はバンドを組んでギターを担当していました。コロナ禍では、アウトドア活動に没頭し、釣りにも熱中することで1級船舶免許を取得しました。

私生活においては、豊田エリーとの結婚生活や子育てを大切にしています。二人は堀越高等学校で先輩後輩の関係であり、柳楽が一目惚れしたのがきっかけで交際が始まりました。プロポーズしたのは17歳の時でしたが、結婚は18歳になるまで待つ必要がありました。そして2010年、豊田の誕生日に婚姻届を提出し、翌年には女の子が誕生するなど、順調な家庭を築いています。

代表作

彼の代表作には、映画『誰も知らない』をはじめ、連続ドラマ『ゆとりですがなにか』や『おんな城主 直虎』、さらには舞台『海辺のカフカ』などがあります。また、多数のCMやドキュメンタリー番組でもその存在感を発揮しています。柳楽優弥は、若干の波乱を伴いながらも、多様なジャンルで活躍し続ける若手俳優として、今後の展開に期待が寄せられています。

もう一度検索