柳貴家正楽 (3代目)

三代目柳貴家正楽（やなぎや しょうらく）は、1952年8月11日生まれの太神楽曲芸師であり、太神楽曲芸協会とオフィスまめかなに所属しています。本名は、大高 弘靖（おおたか ひろやす）といい、18世水戸大神楽宗家でもあります。

経歴

茨城県水戸市に、17世水戸大神楽宗家の長男として生を受けました。5歳の時に父である二代目柳貴家正楽に師事し、柳貴家弘靖として修行を始めました。9歳で初舞台を踏み、18歳の時には「ひとろく」という名で柳貴家小正楽を名乗るようになりました。

27歳で祖父の名跡である二世柳貴家菊蔵を襲名。そして1988年、18世水戸大神楽宗家および三代目柳貴家正楽を襲名しました。

人物

趣味は歴史探訪とワインを嗜む事です。

出演

2000年以降、数々のメディアやイベントに出演しています。

NHK
演芸特選・太神楽
大演芸まつり
笑いがいちばん
この人この芸
日本テレビ
遠くへ行きたい
伝統文化放送
フジテレビ他
三越名人会
国立名人会
第50回全国民俗芸能大会
第1回大阪城伝統芸能フェスティバル
ポートランド美術館日本展開催記念セレモニー
徳川斉昭生誕200年祭
菅原道真公1100年祭
静岡社会人大学講師
豪華客船「飛鳥号」グランドステージ公演

弟子

実娘である柳貴家小雪さん、実子の柳貴家雪之介さんの他、柳貴家遊雪さんがいます。

水戸大神楽について

水戸大神楽は、茨城県水戸市周辺に伝わる伝統芸能です。江戸時代から続く由緒あるもので、五穀豊穣や家内安全を祈願して、獅子舞や太神楽曲芸が奉納されます。三代目柳貴家正楽は、この水戸大神楽の宗家として、その伝統を守り、後世に伝えるために尽力しています。その活動は、国内だけでなく海外にも広がり、日本の伝統文化の魅力を世界に発信する役割も担っています。

近年では、伝統的な芸能に加えて、現代的な要素を取り入れた新しい試みも行っています。若い世代にも興味を持ってもらえるよう、様々なイベントやメディアに出演し、太神楽曲芸の魅力を伝えています。また、後継者の育成にも力を入れており、実娘や実子をはじめ、多くの弟子を育てています。三代目柳貴家正楽の活動は、水戸大神楽の未来を切り開くものとして、大いに期待されています。

外部リンク

柳貴家正楽 - 太神楽曲芸協会
柳貴家正楽の水戸大神楽
柳貴家正楽 - 柳貴家大神楽
柳貴家正楽 - オフィスまめかな
* yanagiyasoukeのブログ - Ameba Blog

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