柿崎ゆうじ

柿崎ゆうじ:多才な才能を発揮する映画監督



柿崎ゆうじ(かきざき ゆうじ)は、1968年11月20日生まれの日本の映画監督脚本家作詞家、そして会社経営者です。山形県出身の彼は、映画製作を中心に、舞台演出、ラジオパーソナリティ、さらにはNPO法人理事長など、幅広い分野で活躍しています。

多岐にわたる経歴



柿崎氏は、カートコーポレイトグループの代表取締役会長を務める傍ら、(株)カートエンターテイメント、(株)カートプロモーション、(株)ビーテックインターナショナル、(株)カートスーパーヴィジョンの代表取締役も兼任しています。さらに、NPO法人知覧特攻の母鳥濱トメ顕彰会理事長、NPO法人日本防犯防災協会理事長など、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。また、世田谷ワインレストラン『Seta』のオーナーや、範空会会長、(株)アカデミー・エンターテイメントのエグゼクティブプロデューサーとしても活動しています。海外では、アメリカ合衆国カリフォルニア州カルバー市名誉市民、名誉警察局長・名誉消防局長の称号を持ち、特攻の母鳥濱トメ資料館「ホタル館 富屋食堂」の永久名誉館長も務めています。加えて、陸援会会長、千代田中央防衛協会会長も兼任しており、その活動範囲の広さが伺えます。

映画監督としての活動



映画監督としては、数多くの作品を監督・脚本・エグゼクティブプロデュースしており、特に以下の作品が挙げられます。

「なでしこの花」(2012年)
「夢幻」(2013年)
「陽は落ちる」(2014年)
「さつまおごじょ」(2016年)
「大河巡る ~生まれ変わっても忘れない」(2017年)
「第二警備隊」(2018年)
「ウスケボーイズ」(2018年)
「アラームベル」(2021年)
「空と山と緑 ~遥かなる旅路~」(2022年)
「シグナチャー ~日本を世界の銘醸地に~」(2022年)
短編作品集「これでいいのか…」(2024年)
「コウイン ~光陰~」(2024年)

これらの作品は、国内外の映画祭で高い評価を受けており、柿崎監督の才能を証明しています。

舞台演出家としての活動



舞台演出家としても、数多くの作品を手掛けています。特に、「帰って来た蛍」シリーズは、終戦や特攻をテーマにした感動的な作品として知られています。その他、「奇々怪々」シリーズなど、幅広いジャンルの作品を演出しています。主な作品は以下の通りです。

「明日の詩 〜思い出の写真〜」(2023年)
帰って来た蛍 〜令和への伝承〜」
「明日の詩」
「奇々怪々 〜箱根しだれ桜〜」(2019年)
「トワイライトムーン」(2018年)
「警備物語 〜2017〜」(2017年)
帰って来た蛍 〜天空の誓い〜」(2017年)
「奇々怪々 〜江戸の千本もみじ〜」(2016年)
帰って来た蛍 〜未来への伝言〜」(2015年)
帰って来た蛍 〜蒼空の神々〜」(2014年)
「奇々怪々 〜老ノ坂のもののけ達〜」(2013年)
「トワイライトムーン」(2013年)
帰って来た蛍 〜慟哭の詩〜」(2012年)
「警備物語 〜街の灯り編〜」(2011年)
「GO!GO!ジュピター」(2011年)
帰って来た蛍 〜神々のたそがれ〜」(2010年)
「真久部卓の生活」(2010年)
「奇々怪々 〜もののけ達の夜〜」(2009年)
「TEN COUNT 〜秋の章〜」(2008年)
帰って来た蛍」(2008年)
「TEN COUNT 〜春の章」(2007年)
「Magic 〜そこにいてもいなくても〜」(2007年)
「ラーメン物語」(2007年)
「陽だまりの詩 冬の風鈴」(2006年)
「Le Café de Montmartre」(2006年)
「二代目はクリスチャン」(2006年)
「S 〜君がいる奇跡〜」(2005年)

ラジオパーソナリティとしての活動



ラジオパーソナリティとしては、エフエム世田谷で「柿崎ゆうじと宇都隆史のSAMURAI×トーク」と「自衛隊deナイト」を担当しています。これらの番組では、多岐にわたるテーマでトークを繰り広げています。

YouTubeでの活動



YouTubeチャンネル「KartChannel」では、監督・プロデュースを手掛けた「美少女の散歩」などの映像作品を公開しており、映像クリエイターとしての側面も持っています。

キャスティングスーパーバイザーとしての活動



キャスティングスーパーバイザーとしても、数々の映画やドラマに参加しており、三池崇史監督作品を中心に、幅広い作品で才能を発揮しています。

作詞家としての活動



作詞家としても活動しており、舞台「帰って来た蛍」のテーマ曲「蒼き空」や、映画「第二警備隊」の主題歌「遥か」を手掛けています。

受賞歴



柿崎監督は、数々の映画祭で受賞しており、その才能が高く評価されています。

東久邇宮文化褒賞(2012年)
サヴォイア家騎士団(2019年)

「夢幻」
ベスト・ショーツ・コンペティション 特別賞(2013年)
マドリード国際映画祭 最優秀作品賞(2014年)

「陽は落ちる」
シネロッコム国際映画祭 最優秀作品賞・最優秀監督賞(2015年)
マドリード国際映画祭 最優秀作品賞(2015年)
リッチモンド国際映画祭 観客賞(2015年)
LA EigaFest 最優秀作品賞(2014年)
ベルリン国際映画賞 入賞(2014年)
ニース国際映画祭 最優秀脚本賞(2017年)

「さつまおごじょ」
マドリード国際映画祭 最優秀作品賞(2016年)
ミラン国際フィルムメイカー映画祭 最優秀監督賞(2016年)

「第二警備隊」
ロンドン国際フィルムメーカー映画祭 最優秀編集賞(2018年)
ミラン国際フィルムメーカー映画祭 最優秀編集賞(2018年)

「ウスケボーイズ」
マドリード国際映画祭 最優秀作品賞(2018年)
アムステルダム国際フィルムメーカー映画祭 最優秀監督賞(2018年)
ミラン国際フィルムメーカー映画祭 最優秀作品賞(2018年)
ロンドン国際フィルムメーカー映画祭 最優秀作品賞(2019年)
ニース国際映画祭 最優秀作品賞(2019年)

「シグナチャー〜日本を世界の銘醸地に〜」
ニース国際映画祭2022 最優秀作品賞
ローマ国際フィルムメーカー映画祭2022 最優秀監督賞
* ロンドン国際フィルムメーカー映画祭2023 最優秀編集賞


まとめ



柿崎ゆうじは、映画監督脚本家作詞家、会社経営者、NPO法人理事長など、多岐にわたる分野で活躍する人物です。その才能は国内外で高く評価されており、今後の活動にも注目が集まります。

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