根室市立歯舞学園は、
北海道根室市に位置する義務教育
学校です。この
学校は、
2020年4月に
根室市立歯舞小
学校と
根室市立歯舞中
学校が統合されることで設立されました。
根室半島の先端に位置し、
納沙布岬から約6km手前にあります。そのため、日本の小
学校、中
学校、義務教育
学校の中で最も東に位置する
学校として知られています。
概要
歯舞学園は、特色ある
学校づくりを重視しており、地域社会との連携を積極的に行っています。特に、歯舞
漁業協同組合と協力し、漁業に関する基礎知識や操業技術を学ぶ授業を実施しています。さらに、資源調査やサンマの燻製、サケフレークなどの水産加工実習も行っており、生徒たちは実践的な学習を通して地域産業への理解を深めています。
沿革
歯舞学園の歴史は、複数の小
学校の統合から始まります。
2013年3月31日には、
根室市立共和小
学校、
根室市立華岬小
学校、
根室市立珸瑤瑁小
学校、
根室市立温根元小
学校が統合され、新たに
根室市立歯舞小
学校が設立されました。この際、校舎は既存の
根室市立歯舞中
学校の敷地内に新設され、小中併置校として
根室市立歯舞小中
学校となりました。
その後、
2020年4月に義務教育
学校へ移行し、現在の
根室市立歯舞学園となりました。これにより、小中
学校の教育がより一貫したものとなり、生徒たちはよりスムーズな教育を受けられるようになりました。
- - 1898年(明治31年)6月 - 友知外二ケ村簡易教育所、沖根婦簡易教育所として設立。
- - 1935年(昭和10年)6月 - 友知・双沖尋常小学校が合併し、共和尋常小学校となる。
- - 1898年(明治31年)11月 - 藤島市太郎宅にて寺子屋が開かれる。
- - 1899年(明治32年)4月28日 - 歯舞村・婦羅理簡易教育所が開校。
- - 1899年(明治32年)7月26日 - 珸瑤瑁教育簡易所として発足。
- - 1907年(明治40年) - 珸瑤瑁尋常小学校となる。
- - 1947年(昭和22年) - 中学校が併置される。
- - 1970年(昭和45年) - 中学校が歯舞中学校に統合。
- - 1947年(昭和22年)6月5日 - 珸瑤瑁小学校の分校として開校。
- - 1949年(昭和24年) - 歯舞村立温根元小学校となる。
- - 1959年(昭和34年) - 根室市立温根元小学校となる。
- - 1970年(昭和45年)4月 - 珸瑤瑁、共和、歯舞の中学校を統合して開校。
通学区
歯舞学園の通学区域は、以下の地区です。
- - 根室市:友知、双沖、歯舞、豊里、珸瑤瑁、納沙布、温根元
交通
歯舞学園へのアクセスは、以下の通りです。
関連項目